2014
11.10
11.10

9788ナックが業績予想を下方修正し、下落率3位。ボトルウォーターは深刻なんじゃないか?
株式会社ナックの株価が1年間で半値以下まで下落しそうである。
先週の金曜日に四半期決算を発表し、10%以上の下方修正を行った。増収増益で期待され、高配当銘柄として買われていただけにダメージが大きい。
8月にも大きく下落しており、四半期決算を発表するたびに株価は厳しくなっている。今期の決算を本格的に発表する頃にはかなりの厳しさになりそうな予感がする。
ローコスト住宅業界を見ると、タマホームの株価も非常に厳しい。上場後に大幅上昇してから下落がまったく止まらない。
消費税増税による駆け込み需要と反動減は想像以上にダメージが大きい。
全体的にローコスト住宅は消費税の駆け込み需要でダメージが大きいのだがナックの今回発表された決算内容では、ボトルウォーター事業が消費税に関係なく赤字が強い。この業績悪化理由が一時的ではなく、競争激化でかなり厳しいという様子が伺える。倒産に向かっている企業の言い訳のような説明である。ボトルウォーターはかなり厳しいというのはよく分かる内容であった。
ローコスト住宅だけではなく住宅事業は何度も消費税増税時期には駆け込み需要で反動減に悩んできた。不動産業界もそうである。
ここは次第に落ち着いてくるのではないかと思えるが、ボトルウォーターは、厳しい状況は一向に改善されないんじゃないかと思われる。来期の決算は更に厳しい状況が増すようにも思える。
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