04.08

この物件が200万円以下!!近隣の土地付きで近所に民家ありなのに売れない現実
最近は都心集中と就職難や限界集落など、地方都市では、人口減少が凄まじく進行していると感じています。
日本でも大阪、名古屋、東京、神奈川、埼玉などの一角は凄まじい土地価格ですが、ちょっと電車でそこから50分位地方へ進むと、駅からとんでもなく遠い場所は本当に安いです。
今、日本では空き家は増加し続けており、今後、社会問題になると思います。
日本すべての家屋やマンションのうち、17%が空き家なのです。競売物件などを見ても、凄まじく高い一等地だったり、高級住宅街以外は本当に安いです。
でも、全然買いたくない状態です。安いのに木造でボロボロ。雨漏りでゴミ屋敷なんてのばかりです。
サラリーマン大家なんて、この少子高齢化では、立地が良くなければ成り立ちません。もちろん、立地が良い所は全体的に少ないため、売りが出ません。儲かるものをわざわざ手放す人はいません。
そして、市場に出てくる前に不動産屋がいち早く反応し、市場に出る前に買い取ってしまいます。
古民家など200万円以下の物件が目立つ
これから紹介する物件はどれも200万円以下のものです。
立地も地方都市で駅から徒歩1時間くらいと、ちょっとした地方都市であり、近所に民家もあり、とんでもなく酷い立地の場所でもありません。
しかし、売れません。売れないので200万円以下です。
ご覧の物件は、この通り、近所もある普通の民家です。
しかし、跡取りが結婚しなかったり、そもそも跡取りがいなかったりと一家滅亡してしまうことも多く、相続した親戚が換金するために安く売っていたりします。
もともとは地方にある親や祖父母の実家であったりします。
こういうのを見ると、日本の将来は悲惨ですね。
家がなくなっていくのですから、そこにある墓地の管理も消えていくわけです。こういうところに何故200万円で買って引っ越す人がいないのかといえば、理由は雇用がないからです。
仕事が無いため、給料が稼げず生活が難しい。教育も病院も整っていないため、都市としての機能も不十分で人口減が進みます。その結果、このような物件が生まれてくるのです。
家は人がすまなくなり、空き家になれば5年もすれば人が住めないくらい劣化します。(定期的に風を通しに訪問するなど一切ない場合)
5年空き家は住めません。10年では屋根も崩れて、雨漏りとで家とは呼べない廃屋になります。なので管理もできないため200万円以下で売るのです。
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