週末に考える真面目な人生:世代間の格差で人生を楽しめないで一生終わる人たちがいる

コラム

現代日本社会は不幸な面もあります。

物は大量に作られ、大量に消費される工業化が進み、中国アジア圏からの安価な工業製品を輸入することで電化製品、衣類、家具など様々なものが安く市場に溢れました。一般人は高級品を買わずにユニクロで服を買ったり、しまむらやイオンで服を買います。下着だって買います。

家具はニトリで安価なもの。ホームセンターで組み立て式家具を買ったりします。

電化製品は家電量販店で大量に売られ、液晶テレビなどは50インチでも4Kなどこだわらなければ10万円以下で購入できます。5年以上前に60万円で販売していたとはとても思えないほど工業製品のデフレは凄まじい物があります。

 

高度経済成長期には生活を豊かにするため三種の神器というものが求められました。炊飯器、洗濯機、エアコン、掃除機、テレビ、冷蔵庫、電子レンジなどなど、これらの製品があるかないかで生活は大きく違っていたのです。その昔、女性は家事をどれだけしなければ行けなかったのかと思えます。それが電化製品によりゆとりが出来ました。(だから外で仕事をしろとなるわけです)

 

一方、サラリーマンの生活を見ると40歳以上のリストラが未だに目立ちます。45歳以上はサラリーマンとしてリストラは常にあると思わなければいけない時代であると言えます。バブル期の団塊世代が経験したものだけではなく、今の若者が中年になってもリストラは盛んに行われているでしょう。

 

リストラだけではなく若者は正社員になれません。

非正規雇用があまりにも増加しました。地方では労働しても賃金は安い状態です。若い時に就職で頑張り、採用されても2年以内で退職する人が半数以上いるという現実があります。そのような会社への不満もあり、ブラック企業という言葉すらあります。出世しなくてもブラック企業に就職しなければまだマシと自分に言い聞かせている人も多いです。

正社員でブラック企業でないならば、平社員で一生終わろうが何も困らない。管理職になりたいとも思わないというそういう人が多いです。

 

転職して会社をステップアップしたいという希望やリストラされたくないという理由で資格をとる人などもいます。資格を勉強させるのもリストラ候補を集めるための手段でしかありません。

こうなると今の現役世代は人生を楽しめているのかという事になります。常に将来は明るくなく、年金は税金として徴収されるだけ奪い取られ、自分たちの時代には何も期待できません。

 

これからは70歳でも75歳でも現役で働く時代だと雑誌に掲載されていますが逆の見方をすれば75歳までつまり死ぬまで馬車馬のように仕事をさせられるということです。しかも非正規雇用で・・・。

将来的には悲観的なものしかありません。最後まで幸せに過ごせる人は本当に少ない現実があります。何となく生きているのにこんなに苦しくなるとは、そういう人が意外に多いのです。

 

バブル期入社組の人たちを見ると就職氷河期以降の人たちと大きく違います。

休日はゴルフを楽しんだり、年に数回は海外旅行や国内旅行、スキーなどにも行きます。外食もすればオシャレな衣類も買いますし、住宅ローンも組んで綺麗な家に住んでいます。貯金はありません。

 

しかし、デフレ入社組はユニクロの広告の品やイオンの下着、ニトリの家具にワンルームマンション。

電化製品もスマホにタブレットがメイン。自家用車なんて持ってられません。自転車も1万円のママチャリを買います。旅行へ行くお金もなければ食事は牛丼屋に行きます。

ちょっとした休憩はマクドナルドの100円コーヒーです。スタバに行くくらいが贅沢な生活です。貯金も殆どありません。

 

就職氷河期以降の社会人を見ていると、人生を本当に楽しまないで老後に怯え、リストラに怯え、ブラック企業に怯えとにかく最低限の生活を維持するために努力しなければいけない現実があり、ゆとりのある楽しみがなさすぎると思います。そこに消費税はますます増税され、社会保障費用も増加しています。税金はますます増加するばかりです。

 

セコく、小さく生活し、楽しみはない。でも、生きていくのがやっと・・・。

そんな人が溢れている一方、人生を楽しんでいる人もいます。これが日本では綺麗に世代で分かれているのが何とも不公平に思えてなりません。

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