日本人は貧困が多いのか?所得に見合わない生活をしていないか?

コラム

25日の日経新聞朝刊の一面に空き家を貸し出す人に補修費として100万円補助し、障害者や高齢者、母子家庭の人、子育て世代の人が入居すると毎月4万円補助するという内容が掲載されていた。今後増えてくる空き家問題に対し、政府が対応を検討したものだと思われます。

 

この記事を見て、ふと思ったのが公営団地の入居基準が現役世代の場合、月収15万8千円以下です。(高齢者の場合は21万円以下)世帯年収が200万円以下の人が入居の条件になります。

200万円以下というのは微妙な金額です。都内の場合、五体満足でフルタイム仕事が出来き、なおかつ積極的に仕事をしようと思うと年収200万円は超えてしまう可能性が高いです。これが地方だとそういう訳には行かないと思いますが・・・。

 

新聞を見ていると頻繁に低所得対策を国が行っていますが高齢者で国民年金だけの所得だとそういう人も多いと思います。年間100万円くらいにもならない人もいると思います。そういう高齢者を母数から除外すると現役世代で低所得者といわれる人はどれくらいいるのか?という疑問が出てきます。

自分が生活している地域や仕事から見ると、そういう人が世の中に存在しているのかと思えるくらい見かけることがないです。でも、マクドナルドなどに滞在しているとそういう会話を聞くことも多々あります。たまたま自分が生活している範囲ではそういう人を見かけない状態でも一定数いるのだと思います。

 

国はいつも非正規雇用や低賃金、貧困対策ばかりをしています。

これらの対策をしなければいけないほど、そのような人口が増えていると言うことなんでしょうね。地方へ行くとそれを感じます。都内の上場企業で正社員の人や公務員の人は限られた世帯であり、恵まれていると思います。ただ毎日その中で繰り返し繰り返し仕事と家庭と休日を繰り返していると、日本のどこが貧乏なのかさっぱり分からなくなってしまいます。これではいけません。

 

自分としては、母子家庭や貧困などの本を今年は沢山読みました。

自分が小中学校の時、いつも同じ服を着て、髪の毛もいつも洗っていない女の子がいました。当時は何も知らなかったのですが今思うと母子家庭なのか、生活保護世帯だったのか生活にゆとりがない親の子供だったのかもしれません。そういう子に限っていじめに遭っていたりします。自分が選んだものではなく、親の所得状況だけでゆとりある生活に置かれず、学力も低くなり、いじめに遭ったりします。何とも理不尽なわけです。

みんな平等と言いますがとても平等とはいえません。生まれてくるときにどんな親でどこに生活しているかで人生は大きなハンディキャップを受けたりします。

 

一方で地元の同級生を見ると超就職氷河期世代にぶつかります。現役でも低所得のまま生活をしたり、それでも田舎の場合、新築を建てたり、自家用車を持ったりしています。とても生活が回るわけもなく、自分の両親だけではなく、嫁の両親に対してもお金を要求して生活をしている人もいます。親は退職金や厚生年金から子供にお金を渡しています。何度も請求が来るため老後の蓄えもすごい勢いで減っていきます。そういう同世代を見ると自業自得のようなところも多いです。身の丈に合わない新築の住宅ローンを組んだりしているわけですからね。

生涯の所得が少ないと親の退職金程度ではあっという間に使われてしまいます。親としては孫の学費など子育てを2回するような状態になります。このような隠れ貧困も多いです。親の経済援助がなければ生活も成り立たないくらい所得が少ないのです。

こういった人たちには同情はわきません。

 

しかし、日本経済というものは1度住宅ローンを組んでしまえば生涯借金を背負って苦労して支払っていかなければいけません。若いときにはとてもその苦労が分かりません。車も新車を欲しがり、スマホも持つでしょう。いつも貯金はなく、毎日毎日仕事をしてサラリーを手に入れてはそれを支払いに充てての繰り返しです。夫婦で自転車操業をし、馬車馬のように働くのです。

そして病気になり何も残りません。こんな人生は何なんだろうと思います。でも、その罠に陥る人が多いのです。

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