日本人は、住宅ローンと教育費、相続税と1世代で消えて無くなる物にお金と労力を使い過ぎな気がします

コラム

本はまったく買わない生活をして何年にもなります。ほとんどを図書館で借りて来て完結させてしまいます。それでも毎週、数冊の本を読んでいます。

日経新聞もまったく買わず、丸三証券の日経テレコンで朝刊を無料で見ています。

 

今週、読んだ本で2つの異なる観点の本を見ました。一冊は広瀬裕子「50歳からはじまる、あたらしい暮らし」です。

この人の本は、図書館で新刊が出るとタイトルだけで予約するとよく当たります。借りてきてみるのですがあまりおもしろくない。

 

最近はやりのシンプル生活の本です。無印良品みたいな家具で白をベースに個性がない部屋。物が少ない部屋。

服も白か黒かグレーをベースに個性がない色。カーテンも白。物は置かない。ある物はこだわりの物だったりします。

 

そういう生活を見て、まず思うのが毎日、生活をしている割に生活感が感じられないくらい物が統一されて新品に近いことです。

そしてパソコンはMacBookです。

意外にこういう物が極限までない部屋というのは、都度何かを買わないといけなくなるため、意外にコストが掛かります。

安くてお金を掛けずにシンプルで生活するというのとは違いがあります。

電化製品も国産ではなく、白、黒、シルバーの単色で集めています。生活感を極端に減らした部屋の構造です。

そういうのが好きな人はいいのではないかなともいますが子供と家族がいるような我が家ではとてもこのような部屋にすることは無理ですし、不便で生活できません。

 

幼稚園で作った作品なども持ち帰ってきますが部屋のデザインに合わないので飾るのは嫌だ。物を持ちたくないので速攻でゴミ箱に捨てるとか親として出来ないわけです。

子供が複数人いれば、それぞれの動きをしていきます。

あまりにも自分の生活とかけ離れているため読んでいてもまったく面白くないわけです。

 

一方でもう一冊読んだのが山崎一也「イギリス人の、割り切ってシンプルな働き方」というのは非常に良かったです。

自分の生活スタイルは日本人よりもヨーロッパ人の生活を目指している感じがあります。

週末に有給休暇を付けて、プチ旅行でLCCを使って格安飛行機の旅行をするというのは年間で何回か定期的にやっています。最近では飛行機に乗ると機内モードにしてというアナウンスの時にサムスンのギャラクシーノートは使用しないで下さいというアナウンスがあります。発火問題が凄いですからね。最近、飛行機に乗ってそういうアナウンスがあり、驚きました。

飛行機というのは人生これまで何回乗ったのかは記憶にないくらい乗っています。仕事で乗ったり、プライベートで乗ったり、海外へ行ったり、LCCに格安航空券が出てからはもっと乗るようになりました。

だから何回乗ったのかは記憶にないですが確実に50回は超えてます。

 

ヨーロッパの働き方を見ると、日本人は365日24時間無駄に商売をしすぎな気がします。

人口が減って労働者がいなくなるといいますが戦後に爆発的に人が増えて1億2千万人になりました。もともとは5千人とか6千人くらいだったわけです。

6千人の人口になったら困るので移民といいますが移民で来るのはアジア系だったりします。いまでも相当数の人が十分いるように都内で生活をしていると思います。

これで移民が必要な理由はどこにあるのかと・・・。

それに人口が減ったら、GDPを押し下げるような生産性の悪いことを辞めればいいのです。24時間電気をピカピカに付けて営業するコンビニやファミレスも夜は辞めればいいし、正月はどの店も仕事をしなければいいのです。

宅急便は駆け回り、それでもAmazonなどネット通販の送料無料の競争が激しく、単価は安いです。日本では業界がまだまだ細かく、統合されていないため無駄な競争が多いところが多々あります。

有給休暇も消化できず、残業も多かったりします。これについては中小企業を見ると、土曜出勤が当たり前だったり、祝日が出勤日だったりと年間休日が110日以下のところも多いです。有給休暇を取得するという感覚すらなかったりします。有給休暇とは病欠の時の給料補填程度の感覚です。

 

電通ですと残業や過労死の問題が出ていますが博報堂と比較しても電通は競争レベルも高く、年収だって高いです。

あれだけのことを広告代理店として営業で稼ぐのですから、労働環境は想像が付きます。今回はそこに労基が入ったと言うことなので、今後、どのように変化していくのか気になります。

都庁も20時で残業禁止という動きになってきました。今後は有給休暇の消化が問題になっていくような気がします。ヨーロッパの労働環境と比較し、日本人の自殺率は3倍以上と高いです。その理由が労働環境であるケースが多いのです。

過労死というのは日本人が多く、韓国や中国でも多いです。アジア系で多い気がします。アジア人とは欧米や欧州と比較して、死ぬまで仕事する環境をどうして作るんでしょうかね。

食べるものも衣類もこれだけ安くなっているのに住居だけが異常に高いです。それも1世代で家は価値がなくなります。次の世代でまた高額の住宅ローンを組む必要があります。

教育費も高いです。子供一人に2000万円といわれますが1500万円は何だかんだで掛かりそうです。家に子供に自動車にスマホとたったこの4つを維持するだけでめちゃくちゃお金を消費するのが日本人です。

 

ヨーロッパは地震が少なく、というよりもほぼ無いので木造建築ではなく、煉瓦で何世代も前に建築された物を使っています。だから、住宅ローンがないから、そんなに働かなくて良いという見方も出来ます。

一方、台湾では相続税がほとんど無いので建築物が残らなくてもお金で何世代の積み上げられます。

日本人は、30年で木造の価値は無価値になるのに35年ローンを過剰に組みます。相続税も高額で次世代がまるまる苦労しないような金額を残しにくいです。

毎回、毎回、おぎゃーと生まれてから、勉強、勉強、仕事、仕事、住宅ローン、教育ローンとなっていくわけです。それで最近では年金もなく老後どうするんだという状態が問題になってます。

そもそも残業だの過労死だの言われていますが根本的な解決は過剰な住宅ローンを1世代で消化しなければいけない日本の経済状況の方が変だと思うべきです。

 

こういう考えになったのも田中角栄時代の日本列島改造論で土建屋が拡大し、持ち家が増えたことにあります。

戦前や江戸時代ならば、子供というのは6歳以下での死亡が多かったのです。それでも家を守るという風習から、次男は養子に出されるケースが多かったのです。長男が家を継ぎ、次男が自分の家を持って独立するというのはよほどの金持ちしか出来ない時代でした。

いまの生活は高度経済成長期に出来た物が多いです。それを維持するために苦労しているのです。昔に戻れば何も苦労はないのに。そんなに求めてどうするの?って思います。

コメント

    • 榊原 幹雄
    • 2016年 10月 16日

    本当、同感です。自分は子供がいないのですが、それでも将来について不安を感じます。今後もマイペースで更新して下さい!

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