2016
06.22

下流中年というのが自分の世代という現実

コラム

下流中年が今頃になって問題になっています。まさに自分の世代です。自分が大学を卒業し、就職をする時は就職氷河期で飛び込み営業の募集くらいしか内定が取れないようなそんな時代でした。

内定を1社とるために100社受けるとは普通に言われていた時代ですね。会社の採用枠も全然、ない時代でした。

 

そんな就職氷河期の時代でも何社も何社も面接を受け、飛び込み営業で正社員になり、そのまま就職した人は正社員でいまも何らかの仕事をしています。

 

面接が受からないため、その当時は就職浪人という言葉もありました。そういう状況で就職を諦めたり、就職浪人が長くフリーターになる人、派遣社員になる人もいました。そういう時代に派遣やフリーターを選んでしまった人は、数年そのまま派遣社員を続け、中年になる今でも正社員ではありません。

就職難で面接を断られるのを苦痛に諦めてしまったり、妥協せずに大手ばかり狙っていた人はダメになってしまったのです。

下流中年 一億総貧困化の行方 (SB新書)
下流中年 一億総貧困化の行方 (SB新書)

 

最近になって下流老人という言葉がありましたが下流中年という本も出ています。

自分の中では下流中年というのは違和感があります。そういった中年は就職スタートの選択で諦めてしまった人だったりするからです。

だから、下流中年というよりも格差中年というイメージが強いです。普通に就職し、就職した会社が大手ではなくても順調に業績を伸ばしていた場合、そのまま賃金が上昇し、いまは良い暮らしをしていますし家族もいます。

就職氷河期時代に就職を迎えて人生が狂ってしまった人が多いのです。フリーターの人は40歳でもフリーターを続けています。実家からアルバイトに行って、自動車ではなくスクーターですね。

しかし、そういう人も本当はある程度の時期に未経験者でも採用されるような仕事に着けたはずです。例えばコープの配達など未経験で体力がある若い人なら採用されるという業界です。

 

そういった業界を無視し、ずっとフリーターを続けている人はフリーターです。ある程度で未経験でも可能な正社員になった人は、欠して楽な暮らしではありませんが結婚し、子どももいます。大変ですが何とか生活をしています。

 

本当に中年まで下流中年として到達してしまった人というのは自分の世代では特別多くはありません。ニートになった人もいますし、それが圧倒的に多いわけでもありません。

一番多いのは他の世代と比べて、前後で就職氷河期世代よりも良い生活をしていたり、当たり前に賃金を平均以上にもらっている人がいます。

就職氷河期世代は平均賃金に到達するだけでもかなり努力した人生だといえます。

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