2016
03.22

ダイバーシティ推進で女性の管理職や出産後も正社員継続が増えるらしいけど

コラム

都内大手の企業では、ダイバーシティ推奨として、女性管理職を増やすことを目標にしたり、女性の職場環境を整えるようにしています。この波に乗れているのがそこそこ社歴が長い30代半ばの女性社員です。

 

女性の正社員で出産を経験しないという人は、管理職としては有力候補です。一方で出産をする人は非管理職ですが時短勤務など、かなり優遇されて女性の出産を期に離職という流れを防止できます。

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この状況になり、女性の時短勤務が推奨されているのに部内の労働量が減らない現実があります。

この為、時短勤務の女性のしわ寄せが周りの若手女性などにしわ寄せで行ってしまいます。ある年齢の女性社員は時短勤務で時間有給を消化し、同じ賃金で同じボーナスなのにチームの女性は残業だらけになるわけです。

この様な状況が続くと、1年、2年で出産をして時短勤務をしている女性以外の若手女性の離職率が上昇してしまいます。

傍から見ていると、政府の要請で見かけ上、対応したため、確かにターゲットとなった女性管理職や出産後も離職せずに時短勤務となった女性は運良くラッキーな職場人生となるのですがそれに該当しない年配の女性や若手の女性がどんどん追いやられている状態です。

 

こんな会社に居たくないなぁと思う人も増加してしまっています。

この流れって昔のキャリアウーマンというバブル期の男女雇用均等法が出来た時にも同じような動きがありました。

確かにその流れに乗った女性は男性並に収入が良いのですが結婚していても子供がいなかったりします。その時、その時の政策で生まれてくる人生もあるのだなぁと思います。

 

結局のところ、こういったことをしていると周りにしわ寄せが行っているだけであり、全然、少子化対策にもなっていませんし、相変わらず若者の雇用は不安定だったり、低賃金になっていたりするのです。だから、離職してしまいます。

流れに乗った女性も出産をしないで仕事をしてくれる人を管理職に選ぶ傾向がありますから、管理職で仕事をするような女性は子供を持ちません。一概にそうは言えませんがそういう傾向が強いです。

出産で産休明けをした女性は非管理職でも正社員の雇用を維持できます。このモデルケースを維持するためにその3倍の残骸が出来るのです。非正規雇用の女性でアルバイトやパートで補ったり、派遣社員を使ったりと正社員のポストがないのです。

 

女性の社会進出と言っても相変わらず日本は就職難ですから、最初に務めた会社を辞めたら、産休明けに正社員に復帰できないとしがみついたりします。社員の全体数を増やす傾向にはないですから、女性のポストも大幅に増えたりしないわけです。

 

化粧品会社や女性ファッション、生命保険など女性の職場と言われている業界では女性の人数は圧倒的ですが、それ以外で女性の正社員が増えるのはあまりありません。

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このダイバーシティ推進が進められて結果が出るのが10年後です。

 

人の人生は色々ですがどうなるんでしょうかね?この政策が成功だったとは言えないような状況になるんでしょうね。若者の長期正社員雇用や少子化対策というのは、いま頑張っていることと全然、関係ない方法で頑張らないとダメな気がします。政府の考えではモデルケースで事例は作れてもそうはならない大量の残骸が出来ます。そのうまく流れに乗れない女性が圧倒的に増えるという認識がないのが困るところです。

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