2015
10.29

「エンテロウイルスD68」と呼ばれるウイルスから小児麻痺の危険性が警告される

コラム

ことし8月以降、発熱やせきなどの症状のあと原因不明の体のまひを訴える子どもが相次いで報告され、その一部から「エンテロウイルスD68」と呼ばれるウイルスが検出されたことが分かり、国立感染症研究所は、体のまひがウイルスの感染によるものなのかなど、詳しい全国的な調査を始めました。
国立感染症研究所によりますと、ことし夏、発熱やせきなどの症状を訴えた子どもが原因不明の体のまひになったという報告があり、日本小児神経学会などが調べたところ、8月以降だけで同様の患者が全国で47人見つかりました。患者は生後1か月から11歳までの子どもで、21の都府県から報告され、その多くが9月中旬に発症していました。また患者のうち検査のサンプルが残っていた8人を調べたところ、2人からエンテロウイルスD68が検出されたということで、国立感染症研究所は、体のまひはこのウイルスによるものなのか、ほかに患者はいないのかなど、詳しい調査を始めました。
エンテロウイルスD68は、1962年にアメリカで見つかったウイルスで、これまで散発的な感染が報告される程度でしたが、去年、アメリカ国内で感染が広がり、1000人以上が重い呼吸器症状を訴えてその一部に体のまひが見られたことをアメリカのCDC=疾病対策センターが報告しています。エンテロウイルスの流行は、通常、夏から秋にかけてで、専門家によりますと、今後さらにエンテロウイルスの感染が広がることは考えにくいということです。
学会の調査を担当した福岡市立こども病院の吉良龍太郎医師は、「体のまひという症状は国内でも散発的に見られるが、8月以降の短期間に50例近く出たというのは聞いたことがない。原因の解明を急ぐとともに治療法も検討を急ぐ必要がある。このウイルスはインフルエンザと同じように飛沫(まつ)などで感染するので、予防には手洗いの徹底などが有効だ」と話しています。
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https://www3.nhk.or.jp/news/html/20151028/k10010285801000.html
小さい子供がいる家庭ですと気になるニュースですよね。
治療法がないというのがまたちょっと怖い点ですが手洗いは何でも予防としては一番ですから、これからの季節は手洗いを子供だけではなく大人も徹底したいものです。

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