2015
04.10

「すき家」デフレの成功モデル崩壊 ゼンショーHD、人手確保へ賃上げ

コラム

 過重労働が問題となった牛丼店「すき家」の第三者委員会は、8日公表した職場改善に向けた報告書で残業時間の削減に一層の努力を求めた。“ブラック企業”の汚名返上のため、親会社ゼンショーホールディングス(HD)は深夜の1人勤務体制の解消を進める考えだ。ただ複数勤務を支える人手は集まらず深夜営業の全面再開は遅れっぱなし。同社は人手確保のための賃上げに乗り出しており、人件費抑制で価格を抑えるデフレの成功モデルは崩壊しつつある。

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 人手を集めるため、ゼンショーHDは人件費を上げ始めている。2015年春闘では、正社員のベースアップ(ベア)やパート・アルバイトの時給引き上げを決定。その原資も見込み、今月中旬からは牛丼並盛291円を350円に値上げする。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150408-00000010-fsi-bus_all

 

 

すき家では未だに9%の従業員は60時間以上の残業問題があると言っています。

残業が多いところには若い人が来ませんね。来ても辞めます。こういった問題って大きく報道されるすき家だけではなく和民でも同様の問題が発生しているように思えます。

 

残業なしの法案が出来るわけですから、日本人も欧米人のように働く時は働くけど、休む時は休む。根性で残業させない。早く帰るのはダメという風習というのを変えなければダメです。

フランスでは夕方6時以降の業務メールは違法で罰金です。日本でも本格的にやるならそうすべきです。しかし、世界全体的に見て、アジア圏はすべての国で労働環境が悪いです。

頭ではなく、労働の集約で生産物を作るという発想がアジア人であり、労働により苦しんでいる人もアジア人です。どちらかと言うと超資本主義的な米国のような考えではなく、社会主義に近いわけです。

 

日本も資本主義ですがアメリカのように企業努力で株価が長期的に上昇するわけではなく、官製相場で上昇します。だから、選挙に合わせた10年サイクルで上げ下げを繰り返し、長期投資とならないわけです。

日本経済は、資本主義だけれども社会主義のハイブリッド構造です。

労働問題をどうにかしないと会社の業績が傾くということになればすき家のように改善するでしょうが日本の多くは中小企業です。そういったところは労働環境や賃上げする体力がありません。

 

中小企業の方がブラックと言われる状況が圧倒的に多いわけです。これは会社の組織で業務を回すため、有給をとっても会社が回る大手とは異なり、中小は仕事が個人に直結し、そいつが倒れるまで普通に仕事が回るなら誰も改善しようと考えないからです。この為、中小の業績は横ばいであることが多いのですが横ばいを維持するのすら今の時代大変なわけです。

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