2013
02.12
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ETF投資の危険性、先物商品が平然と証券市場に上場する時代

デフレ, 投資分析, 長期投資

上場インデックスファンドのETF投資やインデックスファンドへの投資は、長期的に安全であるような神話で日本人に投資を勧めているがとんでもないことだ。

いまや様々なETF商品が上場し、危険なものがどんどん増えている。ETFだから安全だろうと安易に考えると痛い目に遭う。

平均値と同銘柄構成から、いつの間にか先物売買へ

平均値で構成された225社の銘柄を分散して保有することは、リスクを減らし、投資リターンを得ることが出来る。これは有名な話だ。そこでインデックスファンドをバンガードで販売し、拡大してきた。

その後、上場インデックスファンドの商品の増加は止まることを知らない勢いである。そんな中で危険な投資商品も出てきている

 

1571 (NEXT FUNDS)日経平均インバース上場投信

1569 TOPIXベア上場投信

1570 (NEXT FUNDS)日経平均レバレッジ上場投信

1568 TOPIXブル2倍上場投信

 

これらの銘柄に個人投資家は、関わっては絶対にいけない。負ける投資である。これは株式市場で販売されているオプション商品である。先物である

期待値は1.4なのにリスクは2倍のレバレッジ

上場させている大証でもリスクを掲載している。販売している野村でも長期投資には向きませんと書いてある。インデックスファンドで長期投資に向かないとはどういうことか?いままでETFを勉強してきた人には意外な解答である。

3 対象株価指数の特性

  • 日経平均インバース・インデックスは,毎営業日の前営業日比指数騰落率が日経平均株価の毎営業日の前営業日比騰落率のマイナス1倍になるように計算されている指数のため,2営業日間では常に日経平均株価のマイナス1倍の変動率となります。
  • 一方で,3営業日以上の期間における日経平均インバース・インデックスの変動率は,その複利効果により,日経平均株価の変動率のマイナス1倍とはなりません。
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ここで重要なキーワードが、「騰落率のマイナス1倍になるように計算されている」という騰落率というものです。

 

これは長期的にこの株を保有した場合、株価の微妙な変動の繰り返しだけでも10%、20%も勝手に資金が減るという仕組みなのです。

騰落率とは、引値の前日比率のことで、一般的にその日の上昇率(下落率)を表します。(引値-前日引値)÷前日引値をパーセント表示したものです。

株価が1%下落した場合、翌日1%上昇すれば下落前の株価に戻るのかというと、そうはなりません。

100円の株価が1%下落したら、99円になります。99円の株価が1%上昇すると99.99円です。0.01円足りないのです。99円のものが1円上がるには、1÷99=1.01010101…%が必要です。

100→101→99.99→100.9899→99.98…. みたいな感じで、株価は2本の線(実は点の集まり)の間をジグザグに行き来しながら下がっていきます。1000日目には、95.1227となってしまいます

これはレバレッジがない日経平均と逆の動きをする

1571 (NEXT FUNDS)日経平均インバース上場投信

1569 TOPIXベア上場投信

などに該当します。

 

2倍のレバレッジで動く場合は、1000日目には、100投資した場合、手数料と税金を無視しても81.8698となってしまいます。

1570 (NEXT FUNDS)日経平均レバレッジ上場投信

1568 TOPIXブル2倍上場投信

などが該当します。

この他にも野村證券などでは、未上場の投資信託でも2.5倍の値動きのものなどいくらでも販売しています。しかし、どれも先物であることを忘れてはいけません。

オプションは危険

日経平均先物はハイリスクです。投資資金の1000倍の売買が出来ます。儲ければ莫大ですがご覧のような期待値であるため、負ける確率は非常に高いのです。

ですが、この様な危険な商品が平然と株式市場で売買される時代となったのです。何も知らずに上場心デックスファンドのETF投資ならば、長期的に安全と思ったら大間違いです。

金融市場は、個人をこの様に無知から騙していくらでもカネを巻き上げることが出来るのです。

 

こんなところに素人の個人が投資をして、あの手この手の知識を持った外資やヘッジファンドに個人が長期的に勝てるわけがないのです。

個別銘柄も危険、分散したインデックスファンドも日本株は長期デフレでダメ、ETF投資もこの様な危険な商品ばかりとなってきた今の時代。個人投資家は何に投資をすればいいのかという時代に突入しました。

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