2013
02.13
9

現在の自分の投資ポジションと投資経験について

投資分析, 長期投資

いま都内の大型書店の株売り場が凄い。パンローリングなどの1冊5000円くらいする投資書籍が爆発的に売れている。

夕方になると、書店の売り場の本棚が本が売れて、抜けているスペースが何カ所も出来るくらい。飛ぶように売れている。ずっと、こんな本を誰が買うんだろうと、思っていたが、ありとあらゆるものがごっそりと売れている。こんな事は、人生初めてだ。

書店売り場の株式投資関連の書籍コーナーには、人が入れ替わり、常時数人いる。立ち読みをする人も本当に多い。

個人の株式売買が活発化

交差点で信号待ちをしていると、専門学生くらいの2人組が株のデイトレの話をしている。帰りの電車ではスマートフォンで株価をチェックしている中年が目立つ。画面がでかすぎるのでチャートがすぐに見えてしまう。チャートの形で仕手株や新興市場の株を売買していることがすぐに分かる。

 

9だが、株式市場は活況であるが、個別株は特に材料が無くても7%の暴落をする株が増加している年末と年始早々に活況であった低位株のボロ株は、ここ最近は下落が激しい。あっという間に仕手化し、ストップ高を連発していたのが嘘のように連日、5%や7%の下落をしている。

だが、日経平均の下落はそこまでもない。上昇しそうな雰囲気を出しつつ、なかなか11500円の壁も簡単にブレイクアウトしない状態だ。

 

過去、こういったことに2006年頃経験した。

こんな状態が3月下旬ぐらいまで続いて、ある日、ゴールデンウィーク前に株価は1日420円くらい日経平均が上昇し、もっと上がるという雰囲気があった。だが、ゴールデンウィークを開けると、突然、日経平均が1日で500円、600円の暴落をするのである。

 

なんで暴落するのかさっぱり分からないが、とにかく先物主導で崩される。

 

個人投資家が知るようなニュースでは、この頃は調整とか、押し目買いとかといったニュースが流れていた。そして、散々下落して、20%くらい日経平均が1ヶ月で下落した頃、悪いニュースが散々流れて、今度は誰も買うのが恐ろしくなってきた頃、何故上がるのかさっぱり分からない状態で急激に先物主導で日経平均がどんどん上昇してきた。

 

この暴落の3ヶ月や半年前の兆候にいま凄く似ている。株が上がるか下がるか全然、将来は分からないが、いままでの長年の経験でこの流れに全財産で乗ったら、一生の失敗になるような感じがする。

 

そんなわけで、1月に株を全部処分して定期預金にしてしまった。これが正解なのか大失敗なのか将来結果が出るまで全く分からない。何か理論的に説明できず、経験と感でとにかく市場に入るなというだけである。

 

1年定期預金で一番金利が良いのがSBI銀行である。2年もの国債や社債を買うよりもいつでも損失無く、解約できるため定期預金が良い。1000万円を1年間預けても3万円にしかならない。ここから税金を引くと24000円にしかならないが、お金が減るわけではないのでこれで十分だ。

 

SBI銀行の定期預金金利


100万円未満
100万円以上
300万円以上
1,000万円以上
3,000万円以上
1ヵ月
0.080 %
0.090 %
0.090 %
0.100 %
0.100 %
6ヵ月
0.270 %
0.270 %
0.270 %
0.270 %
0.270 %
1年
0.300 %
0.300 %
0.300 %
0.300 %
0.300 %
3年
0.140 %
0.150 %
0.150 %
0.160 %
0.160 %

株価を見てると売買したくなる

株価を見ているとゲーム感覚で短期売買をしたくなるものだ。いまでは常時接続の携帯電話やスマートフォンで簡単に30秒もあれば数百万円の注文もあっという間に出せてしまう。これが自分にはもっとも危険なのである。とにかく、この様な状況にあると断固として買わないという状況になれない。どこかで手を出してしまう可能性がある。だから、制限するために定期預金にしてしまうのである。

 

そして、スマートフォンには株を注文するソフトや株価をチェックするようなアプリは絶対に入れないし、株価を頻繁に見ないようにしている。とにかく見るのは判断の毒だ。株価は毎日、1時間ごとに見てもしょうがないし、毎日見ると無駄に疲れて仕事にも影響が出る。何も見ない方が疲れない。こんなものに神経を使って浪費するのは人生の無駄だ。

リーマンショック前も定期預金

過去、リーマンショックの前もSBI銀行に定期預金をした。株価が崩れ始める前にすべて株を処分していた。その時もいまのような雰囲気が市場に半年前から出ていた。

5誰も雑誌やニュースで株が儲かると煽られて1週間後に暴落しているならば大損なんてしない。そんな状況が半年、1年も続くので上昇相場の初期に乗れなかった分、取り返してやろうと躍起になる人が出てくるものだ。それで売買を繰り返して、ほとんどボックス相場に近い状況で大きく値上がることもなく、売買して資金を大量に投入した後、大損が待ち構えていたりする。あっという間に上昇が終了し、綺麗に暴落するなら誰もここまで損はしないのだ。

 

ボックス相場で上昇しそうな雰囲気と、煽るニュースの中、買わなければ置いて行かれるという心理と、上昇相場に乗り遅れた2番手でも大儲けを狙って株を物色するから、大損するのである。株価の急落は本当に突然で、予測は出来ない。そして、儲かると言った雑誌のニュースで参入してくる人は、素早く損切りが出来ない。大底まで株価が買値まで戻ってくれれば株は辞めると希望を抱きつつ、損失を拡大してしまうものだ。

 

ただ、自分はリーマンショック前の暴落前に株を全て現金化し、暴落途中で少し、打診買いをしていた。しかし、余りの売りの強さに早々に打診買いを損切りし、全額、SBI銀行の定期預金にしたのである。リーマンショックの影響はまるまる受けなかったため、いまも生き残っている。

 

なんで生き残ったかと言えば、カンである。ただ、このときの定期預金の作り方が間違っていた。1000万円、2000万円の金額で1回の定期預金を組んでしまったのである。つまり、途中解約するとしたら、利子を諦めるしかない状態となる。

 

なので今回は、50万円だろうが1000万円だろうが1年定期の金利は0.3%なので、50万円の定期預金を数十個に分けて定期預金を作った。

 

こんなことを窓口でやったら、嫌な顔をされるがネットバンキングならば自分で簡単に出来る。だから、50万円ごとに定期預金を作ったのである。そして、もし仮に1年もしないで暴落し、買うタイミングが発生したら、全ての資金を一気に解約するのではなく、50万円ごと解約し、何度も分割して株式市場に投資できるようにした。この方が損をする確率が低いからだ。

 

これは自分の経験の戯言話である。これから、アベノミクスで個人投資家が凄い勢いで参入しているのは、この10年間でめったにあるような状況ではない。株価はもっと上昇していくのかも知れないが、自分は株式市場から早々に定期預金に切り替えてしまったのである。

 

株価も毎日見ることなく、新型ゲーム機のWii Uを買って、子供とスーパーマリオを楽しんでいる。

別に顧客の資金を預かってパフォーマンス競争をしているわけではないので、これで十分である。

 

上昇相場で儲けたら、別の銘柄に切り替えてさらに儲けようとしてはいけない。株式市場は、βの値が大きいか小さいかだけで結局、市場平均が上昇すればどの株も上昇しているし、株で儲けたならば既に他の銘柄も相当に高くなっている状態だ。

 

株価が下がるときは市場平均が暴落をすればディフェンシブだろうが高値で保有していれば大損する。だから、一度、大きく利益確定したら、市場に資金を投下するよりも引き揚げた方がいいというのが経験からの持論だ。

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