2013
11.05
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日産自動車(7203)は円安で自動車業界好調の中、2期連続の下方修正で10%以上の暴落に

投資分析, 長期投資

日産自動車の業績が思ったほど良い状況ではない。

トヨタ自動車やホンダと比較するとかなり状況は悪い。円安で過去最高益を更新するトヨタ自動車とは同じ国内自動車メーカーであるのになぜこれほど差が出たのだろうか?

ゴーン体制の修正

まず欧州債務危機により、本社のルノーの業績がかなり悪い。現状は日産の大株主であり、日産自動車の黒字収益により、なんとかルノーはギリギリ黒字である。

日産の収益をプラスしなければ赤字になる。これは何期も赤字が続いていることになる。

 

日産自動車もかなり厳しい。

メインとする投資で中国市場に力を入れすぎた。これはトヨタ自動車、ホンダの比較にならないくらい中国メインに投資をしたのである。これが最初のうちはトヨタ自動車やホンダが北米で苦戦する中、新興国の売上げで好調を維持していた。

しかし、これは上海総合指数が最高値を更新しているときである。つまり、リーマンショック前の話である。

いまではご覧の通り、中国は景気減速しており、中国に進出している日本企業はかなり苦戦している。日産は円安にもかかわらず、中国市場と北米で苦戦しているのである。

 

なんと2期連続で下方修正を繰り返している。

過去に何度もコミットメントを宣言し、それを必達にしてきたカルロスゴーン氏、来年は任期が終了となるため、再任期となるかが焦点となる。それだけではなく、現在ルノーと日産総合的にゴーン体制を修正している状態である。

これだけトヨタ自動車とホンダが過去最高益、円安で輸出企業が好調という中で日産自動車は最悪になりつつある。

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日産自動車は決算発表後に下方修正がクリーンヒットし、1日で10%以上の大暴落となったのである。

アベノミクス相場がスタートし、700円後半から1200円近くまで上昇したがその後、上値が重い状況が続いてきた。もう1割下落すれば、今年の1年間の上昇をすべて吹き飛ばす状態である。

 

しかし、シティーグループはこの状況でレーティングを修正した。

買い推奨を継続し、ターゲットプライスは1200円を維持させたのである。自分はこのひと相場では日産自動車はもう駄目だと思っている。自分ならば手放す。

こういった決算で売られる銘柄はことごとく処分売りをして決算で買われる銘柄に移った方がいい。

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