2013
08.30
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今日の日本株の予想と売買をしている人口を分析。書店での株式本はある特定層が買う

コラム, 投資分析, 為替, 長期投資

今日の日本株は堅調に回復しそうである。短期間で非常に激しく値動きが大きい中、結局、1ヶ月で見ると大きなボックス相場の中にある。

不安の中に相場はあるがこれといってトレンドを大きく変えてしまうような材料は全くない。

為替の動き

為替は、数日で大きく上下したがまだまだ円安水準を維持している。現在、98円35銭である。

再び、99円以上にもなりそうである。最近の値動きは96円から99円の範囲で1ヶ月間という期間では激しく動いている。

相当にレバレッジを効かせているFXを行っている人は莫大な損失を抱えている可能性が高い。

日経平均が14000円を回復することなく、為替は円安100円を超えないもののかなりの水準をキープしている。これはトヨタ自動車などの決算にはプラスになるだろう。

輸出関連企業は、明らかに今の為替水準よりも想定レートを下げている。この為替水準ならば上方修正の可能性は高い。

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本日の材料

今日は、日本の消費者物価指数が発表されるなど、日本の経済指標の発表が集中している。

この消費者物価指数の発表が若干だろうが相場に影響を与えることは間違いないだろう。

米国は昨日、材料があり、ドル安傾向になった。(好材料)

来週の金曜日は米国の雇用統計が発表される。これは9月のQE3縮小との材料が思惑でぶつかるためインパクトもそこそこ大きい気がする。

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シカゴ日経平均先物

シカゴ日経平均先物の終値を見ると、再び13500円台への回復となっている。日本市場もこれにあわせた堅調な推移になるだろうが出来高は相変わらず少なく低調な売買になるだろう。

今日は、目立った動きが少ない比になりそうである。株式ニュースなどは様子見ムードが強いと言うのだろうか。

こういうときは日銀や首相など重要発言が相場に大きく影響を与える可能性は否定できない。たぶんが多分ではなくハズレる予想となる原因でもある。

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3ヶ月のシカゴ日経平均先物とダウ平均の比較

ボラティリティ(価格変動)は、日本株の方が明らかに激しい。だが3ヶ月という推移で見ると日本株は独自で相場の動きを形成する力は今年の2013年1月から5月までのアベノミクス相場と騒がれ勢いが日本だけ突出していたときとは大きく異なり、世界の株価を横目で伺って同じように追いかけるがただし、そちらの相場よりも値動きは激しいという状態が続いている。

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日本単独で相場を上昇させるような雰囲気は今のところ全くない。

売買の出来高が少ない低位株、ボロ株は宝くじを買うように仕手で狙われるかが儲けるチャンスとなり、まだ不発の低位株を仕込んでおくと儲かる可能性が高い。

それがいつ何が上昇するかは分からない。だが不発なので大きく損することはない。時価総額がそこそこある東証一部の銘柄を四半期決算発表の時期に保有している方がリスクが高い。

今年の日本株の相場を見ると無理矢理平均値だけを押し上げたという感じであり、日経平均の寄与度が低い銘柄はあまり上昇しない傾向が強い。

2003年から2006年の相場上昇の時とは勢いが全然違い。ごく一部の銘柄が外資に集中的に狙われ上昇している。それに外れれば蚊帳の外とパフォーマンスが悪い。

これが今の日本株の特徴だろう。外資が売ってくればあっという間に崩れるし、ヘッジファンドが仕掛ければ先物誘導で株価が動く。貯金から投資へといっても出来高は日々2兆円を割れており、日本人で株式売買をしている人は相変わらず少数派だ。

本屋の株本売り場

本屋の株の本を売っている売り場は、二束三文のゴミのような投資本が多数出版されている。低位株狙いだのさんざんである。まったく参考にならない。1000人集まってジャンケン大会を1時間で行い上位10名を一人100万円あげる大会があった場合、上位10名が1時間で100万円稼ぐ方法という本を書くような行為と全く変わらない。

それらの本の売り場にも2月、3月は年配の人も男も女も株の本は2012年夏頃は売り場のコーナーすら閑古鳥であったが人が様々な年代と群がっていた。

最近は本は色々出版されたが買っている人は比較的若い人だ。10代後半から30代の世代である。比較的正社員ではなく所得が低そうな人が売り場に多い。多分、いま日本株の相場をこの状態でも頻繁に行っている層はこういった人口なのであろう。

株で大儲け。人生を変化させたいという気持ちが強い人ほど株をいまやりたがる傾向にある。収入が安定している人や資産を多く持っている人はもう日本株を売り抜けて引退している状態だ。

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