2013
08.10
da-318033

パチンコ業界も株式市場もバブル前と現在を比較するとシステムが全然違うものになってしまいました

コラム, 投資分析, 為替, 長期投資

宮本武蔵の歴史を見てみると、2刀流というのは実践ではやっていなかったようです。2刀流で両腕の筋力を付けるため稽古していたのをその後の小説や歌舞伎などで、嘘が混じってきたようです。

 

Vシネマ

いま何となく、Vシネマを見ています。チャンネルnecoなどで放送されているやつです。

そこで、梁山泊というのが出ていました。この活動を見ると株の歴史を感じずにはいられません。元々は梁山泊というのは暴力団幹部であり、パチンコ攻略で1年、2年集団で本当に攻略したそうです。

今で言えばパチンコ台のバグを一般人なら店員が出入り禁止をするところ、暴力団の地方周りのように相当稼いだようです。その後は、知名度で攻略雑誌やパチンコ攻略を販売していましたが、今の時代、攻略通りにやっても損をしたと訴えられるため、パチンコ攻略は下火になります。

その後、2007年は仕手株の株価つり上げ(双方で売りと買いを繰り返し、売買する気がないのに値をつり上げる行為)で逮捕されました。今ではパチンコ業界もCRで徹底的に管理され、昔のようなバグを付くということは出来ません。

古き良き時代という感じですが、Vシネマを見ていると、株のデイトレーダーで現代の錬金術を思わせるものに似たような感じを受けました。

da-318033

総会屋

昔は株と言えば総会屋がいました。企業の株を3%位保有し、株主の立場で企業をゆする行為です。

ならば、村上ファンドは総会屋ではなかったのかと思われますが、株を買い占める量が全然違っていましたし、株主の立場として配当を高額請求したり、合法ギリギリで株価をつり上げる仕手株を繰り広げたわけです。これは、元通産省の官僚であった肩書きがかなり強烈であったと言われています。

元通産省と言うこともあり、なかなか会社側も強気に出れない立場がありました。

dax-02006

 

その肩書きでもライブドアで逮捕されてしまうのですから、相当やり過ぎてしまったという感じがあるのでしょうか。

バフェットの若い時代

ウォーレン・バフェットも若い時代を見ると割安株を買って、配当をもっと払えと経営陣に要求したり(昔は1株の3倍の配当をそれでもらったなどあります)、今では考えられないような合法的にとんでもないことをしていました。

村上ファンドや総会屋みたいなものです。それがバリュー株である一定期間でコンスタンスに利益を出す、真実です。

じっと価値が上がるまで待つなんて、本当のバリュー投資ではありません。村上ファンドみたいにやることがバリュー投資です。アメリカではそういった割安株を保有していると抜け目のない誰かが総会屋役をやってくれるわけです。それで株価は上がると言った流れです。

dax-02075

相場師

昔は最後の相場師、是川銀蔵なんて言う人もいましたが、相場師という人がいました。

有名な仕手合戦を繰り広げ、中山製鋼で空売りを仕掛けた近藤紡と買いを仕掛けた糸山英太郎という仕手合戦があり、確か今、58円くらいの北浜のボロ株と言われる中山製鋼ですが2000円くらいまでつり上がったはずです。

当初は近藤紡が勝って、空売りが成功していましたが、糸山英太郎は親に泣きついて、日本の右翼のドンであり、競艇を作った笹山良一、新日本観光の佐々木両名に資金を受け、無理矢理買いで株を押し上げました。

ついに近藤紡が空売りを買い戻す株すら市場にないくらい買い上げてしまい。最後は近藤側が泣きついてきたわけです。

 

この糸山さんの経歴を見ると、またまたすごいものがあり、新日本観光の株も自分は愛人の子でしたが、本家の子から無理矢理買い集め、経営権を握ります。

その後、日本のバフェットとあさひ銀行など徹底的に暴落する株を買い集める方法を繰り返していました。

今で言えばオリンパスなどでしょうか。

それがJAL株では裏目になり、持ち株がパー。生涯株をやめると引退をしてしまいました。新日本観光と言えば会員制ゴルフで日本一の規模ですが、確かイトヤマタワーなど自社ビルは、JAL株投資の担保になっていたりしましたので、相当財務は厳しくなったのではないかと思われます。

 

この様に昔の相場師という人は、いままったく残っていないわけです。

これだけ資産のある人ですら、儲けられない日本株の相場で不利な個人投資家が儲けられるとは私は思えません。

 

こんな仕手株の合戦なんて、今の時代ありません。そういう相場師もバブル崩壊と共に消えました。

PHM11_0622

5年前には仕手株を繰り広げていた有名な本尊も実質経営者と言われる人がどんどん逮捕されてしまい。今では仕手も下火です。

 

パチンコも株式市場も昔と比較して大きく変わってしまったわけです。

個人が株で一発大儲けして人生逆転なんて時代錯誤の夢物語であり、20年前のVシネマの世界です。もう、現実的ではなくなってしまったわけです。バフェットの本も今の個人投資家には何も役に立ちません。

タートルズのトレンドフォローによるシステム売買もアルゴリズム取引が凄まじく、高速取引が頻繁になってから機能しなくなりました。

もう、機能しなくなって10年、15年経過するわけで、それでも世界のヘッジファンドのマネーは巨大化しすぎているのです。もはや何も出来ない状態になったわけです。

個人は株で夢を見ることは、もはや出来ない状態なのです。

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。