2013
02.14
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アベノミクスは、個人投資家が殺到する銘柄だけが上昇する相場に突入

投資分析, 長期投資

今日も書店は凄かった。月曜日のジャンプ発売日の夜にコンビニで立ち読みが凄いくらい株式の本売り場は立ち読みで通路も通りにくいくらい大型書店に客がいた。会社四季報が売り切れている店舗があるらしいが、大型店もかなり在庫が少なくなっている。

そんな中、最近、上昇する銘柄とまったく上昇しない銘柄の二極化が鮮明になってきた。よく見てみると、1月25日の上昇から、買い上げている銘柄の種類が年末年始と違っていることが分かる。

25日からの急上昇は、個人投資家に人気がある銘柄が圧倒的に上昇している。つまり、2013年1月25日移行から、この上昇相場に遅れて参入してきた個人投資家が増加したと思われる。逆に2月5日ぐらいから外資の爆発的な買い上げが急に減っている。

決算内容でアナリスト予測未達などの銘柄があれば7%からストップ安1回分くらいの売りを一気に仕掛けてくる。

また、年末年始で勢いがあった仕手株も1月の2週目から、全く勢いが消えてしまった。これらの3パターンの銘柄についてフィボナッチラインを使用し、説明をする。

 

みずほフィナンシャルグループ

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メガバンクの上昇は強いが、三菱UFJとみずほを比較した場合、1月25日移行の上昇率はみずほフィナンシャルグループがダントツである。この銘柄はずっと昔から個人投資家に人気のある銘柄であった。1月25日から、上昇が激しい。この他にもこの日から上昇が激しい銘柄は、トヨタ自動車などがある。どの銘柄も個人投資家に人気があるものが1月25日から勢いが強い。

 

加賀電子

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このチャートは6ヶ月なので横ばいに見えるが、5年チャートで見てみると、加賀電子はずっと株価が下落している。配当利回りも4%くらいある。リーマンショック前の高値は3500円くらいある。それがずっと下落して、かなり底値で這っている状態だ。アベノミクスで日経平均が上昇しているが、東証一部でも日経平均採用銘柄以外の株価は全く上昇していないものが多い。

 

この他にもバリュー投資に人気のある杉本商事なども好財務であるし、PBRは0.38倍、PER14倍、配当利回り2.52%あるが全く株価は上昇していない。底値までリーマンショックから下落し、底値で這っているがアベノミクスの株価上昇の影響を全く受けていない。

 

どちらも外資系が買い上げている感じは全くない。だが、第1次安倍内閣時代に日経平均は12000円から18000円まで上昇したときは爆発的に上昇した。今回の上昇相場はこういった銘柄が全く上昇していないのが特徴だ。ETF採用銘柄や日経平均先物主導で外資が上昇させているため、流動性が少ないバリュー株が取り残されている状態だ。本当に強い上昇相場なら、こういった銘柄が力強く上昇してもいいはずだ。

 

乾汽船

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年末年始で勢いのあった仕手株系も全然、最近は不発である。この仕手株系はどれもK氏銘柄と言われるものだ。過去、泰山や般若の会などを主催していた、加藤あきら銘柄である。

 

現在は、「時々の鐘の音」という仕手グループで専用のホームページを持っている。このホームページがライブドアショックから更新が止まっていたが2011年から5年ぶりに更新されたことから、仕手が活況になっている。加藤率いる残党など色々言われている。ここが最初に仕掛けたのが新日本理化である。

 

K氏銘柄といえば、株価が上昇せず、銘柄物色に悩む頃、暗闇の中に一本の光の塔が立つかのように仕手で上昇させていくことが特徴だ。何もないところから出来高を伴って、時には大きな売りを浴びせ空売りを誘い、見せ板で株価をつり上げ、個人投資家の神経を上手く操作し、巧みに株価を10倍以上に上昇させていく。暗闇の中に一本の光が夏の虫を集めるかのようにする。詳しく知りたければ、「時々の鐘の音」で検索すればK氏銘柄の最新の状況が分かる。

いま仕手化しているのは、過去に泰山や般若の会の時代に手がけた銘柄ばかりである。

 

しばらくすると、相場が横ばいになり、仕手株が物色されるときが来るような気がする。マグマが吹き荒れるまで、チカラをどんどんため込んでいるような気がする。

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