2013
02.19
日経平均20年

東洋経済に日本株に長期投資するなと書いてあった

投資分析

いま日本株の個人投資家の参入は凄い勢いだ。帰りの電車でも株価をスマートフォンでチェックしている人を毎日見る。(毎日違う人だが)

昨日は、夜6時半でも日経平均先物の取引をスマートフォンで行っており、頻繁に株価チャートを見ていた。売買板を見つつ、取引をしていた。

朝9時半くらいは、FXなど為替の売買をしつつ、通勤している人もいる。

ここ数年は、こんなに株をやっている人を見たことがない。ライブドアショックの時は、これくらい個人投資家が参入していた。やはりブームなのだろう。

ジム・ロジャースの日本講演は満員

ジム・ロジャースと言えば、大和証券なのだが、またまた大和証券でジムロジャース来日、無料セミナーを「大和インベストメントコンファレンス東京 2013」で機関投資家向けに行う。3月4日から8日の間で行われる。これは個人投資家を対象にしていない。

300人の参加が決定しているそうだ。これは機関投資家では過去最高の来場者数らしい。

海外のファンドもいま日本株に興味がある人がたくさんいると言うことである。

今週発売の東洋経済

今週発売の東洋経済に自分がいつもこのサイトで書いてあるようなことが記事になっていた。日本はデフレなので長期で20年、10年投資している人は損をしている。相場にお金を入れておく期間は短い方がいい。銘柄も分散しすぎるなということが書いてあった。

 

日本株の20年チャート

日経平均20年
 

その記事には、日本株はまだまだ上昇すると1980年代のプラザ合意とブラックマンデー以降の株価上昇と日本のバブルまで株価は上昇するような勢いで書いていた。いま日本はデフレ脱却し、株価はバブルの日経平均4万円を超えるような勢いで書いている。

しかし、日本のデフレ脱却には様々な問題がある。まずインフレになるならば一般的な給与水準が毎年、定昇以外で2~3%増加しなければいけない。これは先にローソンが子育て世代の30代、40代の賃金を3%アップするといったが、これを毎年実施しなければ賃金デフレは止まらないだろう。

ローソンはいま勢いがある。10年連続で増収増益になるだろう。いまの社長のもとでローソンはセブンイレブンを追う2番手という感じではなく、勢いがある。そして、ローソンの社長の本がたくさん販売されている。

 

自分の経験上、経営者が本をいっぱい出したら、そこまで。株価の上昇もそこまでという経験がある。過去、コーヒー店のタリーズ、マクドナルド、牛丼の吉野家など、とにかく社長が増収増益で気分良く勝ち組企業と本を出すようになったら、株価は売り時と思っている。最近、この法則で言うと、ローソンはいまピークなのかも知れない。少なくとも株価で見たらである。

これだけ儲かっているので社員の一部に3%多く支払うことも出来るのだろう。ただ、この賃金上昇も全ての社員でないことがインチキだ。

 

だが、今年の春闘では、賃金を上昇させる企業は、ほぼゼロだ。ベアゼロである。定昇はある企業が多いが、最近は定昇すら凍結という企業が目立つ。為替が円安になり、輸出企業は恩恵を受けているだろうが賃金は上がらない。賞与で色が付くのかさえ微妙な状況である。だが大手企業は利益をストックしている。なぜこんな事が起きるのかと言えば、日本企業は賃金を上げろと言えば、海外に工場を移動させると、雇用削減を簡単に打ち出せるからである。

雇用維持を求めるならば、賃金上昇は諦めろという考えが強い。

 

電力会社も値上げを国民に実施するため、社員の給与を5%から15%も削減する。地方公務員は国家公務員よりも賃金が高いため、麻生副総理は7%削減し、予算にすると言っている。NHKも賃金を下げると言っている。

大手でこの様な状態であるため、中小企業の賃金なんて上がるわけがない。デフレ脱却など、ほど遠い状態である。そして、日本は世界的な高齢化社会に突入する。少子高齢化は将来悲観に繋がる。

 

ただ、賃金の低下が止まっているところがある。

 

それはアルバイトやパートである。ここの収入も時間給で低いのだが低下が止まっている。なぜなら、何処へアルバイトやパートへ行っても賃金は似ているところが多い。つまり、転職しやすいのである。すぐにアルバイトを辞めても別のアルバイトが見つかる。雇用の流動性が高い。だから、賃金の低下がストップしている。逆に正社員は新卒主義、終身雇用が日本では強すぎる。

 

転職市場が発達していない。発達させる気もない。だから、中途退社や転職は正社員になると難しすぎる。だから雇用維持のため、賃金の低下を受け入れてしまったり、名ばかり管理職で残業ゼロでも仕事をしてしまうのである。

日本人は働き過ぎ

日本人は、ヨーロッパや米国と比較しても働き過ぎと言われている。

7777これは日本人だけではなく、中国でも言える。アジア人は働き過ぎだ。日本人とドイツを比較しても国土は、日本の方がドイツよりも若干、面積がある。しかし、GDP一人当たりの生産性はドイツの方が圧倒的に高い。そして労働時間も短い。朝7時に出勤してきて15時に退社するのも当然にある。でも、平均年収は500万円ある。

日本人はもっと徹底的に労働に時間を拘束されているのに、平均賃金は400万円を下回りそうである。つまり、生産性が先進国でも悪すぎる。

理由は、効率よく、定時までに仕事を終わらせる人よりもダラダラ残業をして仕事をしている人の方が忙しいと決められるからという点と、有給の消化も申請すら厳しいという労働環境である。

日本人は、過去スポーツをしている間は、水を飲むなと言われていた。労働状況もこの程度である。だから、生産性も悪く、雇用環境は悪い。変に無駄に拘束されているだけなのである。

 

そして、アルバイトも、こんなに日本全国にコンビニを建てて、24時間営業している。食べ物もフランチャイズのジャンクフードが200円で定食を食べられる。異常な国だ。こういったものは低賃金でも働き、正社員にもならないフリーターが存在するから成立するのである。ヨーロッパは24時間コンビニなんてやらない。日曜日は店舗もお休みだ。それが電車は1分遅れたらダメとダラダラと仕事をする割に出社は1分でも遅れたら罵倒される日本社会である。

 

変な構造にある。日本社会はこんなに低賃金で無駄に年中無休、24時間営業をする必要があるのだろうか。低賃金で労働させ、ジャンクフードを低価格で販売させる必要があるのだろうか。

 

だが、日本のいい面もある。低賃金でも長時間ダラダラと雇用を使ってくれる点である。米国はそうではなく、低賃金で数時間しか使ってくれない店舗なんてざらにある。だから、失業率が高い。日本の失業率が低い理由は、低賃金でダラダラと労働させる点にある。

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