2013
01.28
週刊ダイヤモンド

安倍政権誕生で円安継続95円を目指す勢いがネットのニュースに溢れている

投資分析

安倍政権が誕生し、所信表明演説が行われた。

民主党が衆議院を解散すると宣言してから、日本株と為替は一本調子で力強く上昇し、年明けから、ボックス相場となっている。ボックス相場は既に20日以上続いている。ここでどちらかにブレイクアウトすると、トレンドが出来そうである。(20日ブレイクアウト)ただし、ドンチャンブレイクという手法は、成功する確率は非常に低い、だましのトレンドになる可能性の方がかなり高いことは否定できない。(つまり、逆張りの方が確率が良い)

メディアは強気しかない

週刊ダイヤモンドインターネットのニュースを見てみると、ヤフーファイナンス、ロイター、ブルームバーグ、フィスコ、モーニングスターなど、どれも相当に強気である。「いまは円安路線は明確で、日銀の量的緩和期待が強い。円高になるような要素は全く見当たらない」とすら、書かれている。

 

週刊ダイヤモンドも今週発売のものはかなり、円安に強気である。長期トレンドが完全に円安に変わった。トレンドは長期に続き、円高になることは考えられないと書かれている。記事のタイトルも凄い。

 

 

 

「為替トレンド大転換!円安が続くこれだけの理由」

止まらない海外投機勢の円売り、長期的な流れも円安方向に変化。

安倍晋三・自民党総裁の発言から始まった円安への流れは、当初の予想を超えた。

背景には、世界景気の回復と日本経済の構造変化がある。もはや簡単には止まりそうにない。

と、ここまで書かれているのである。この記事が書かれた時点で為替は90円50銭~91円くらいで推移している。いままで株や為替に興味がない人まで食いついている状態である。ここがトレンドの転換で売りとなるのかは、将来、過去を振り返ってみるとよく分かるが、現時点では未知数だ。

だが、大抵の場合、こういった株価に全く興味がない若者や主婦が株、株と騒いできたら、売り時であることがほとんどである。ここから買いに入るのは歴史上、いつも手遅れだったりする。

 

いまは、衆議院選挙の前後で株価がいつもかなり上下することを記憶しておくことである。衆議院選挙は4年に1回は実施される。その時は、株価は大きく動くことを絶対に忘れてはいけない。4年も経つと人の記憶はかなり忘れている状態である。必ず、衆議院選挙後に株価が大幅上昇し、悔しい思いを4年後も繰り返していないように確実に利益を取るべきである。

逆に参議院選挙では株価はぱっとしない。無視してもいい材料であったりもする。

20日間の日経平均チャート分析

日経平均株価
 

チャート分析はしないのだが、どうせ分析をするならば、ボリンジャーバンドを使うことにする。大抵のテクニカル分析の勝率は、55%以下とコイン投げの裏と表を当てることと大差ない状態であるが、ボリンジャーバンドの勝率は60%を超えているので、テクニカル分析で使うには、良い方法の一つだと思う。

ボリンジャーバンドを無視しても、年末の上昇トレンドは完全に一服している状態であり、2013年1月からすぐにボックス相場入りをしている。これは1月の間、ずっと続いており、20日間を超えてボックス相場となっている。

 

酒田五法で強い売りシグナル

古いチャート分析では、酒田五法というのがあるが三山、三尊天井と言われるものでチャート分析では上昇相場の終焉、下落が近いという意味を持ちます。米国ではヘッド・アンド・ショルダーという風にいいます。どちらも同じ意味です。

1年チャートで見ると、首つり線という相場の天井で出る売りシグナルが3個も出ている状態です。これも酒田罫線では相場の天井で売りを意味します。

ですがいままで酒田五法など古典チャート分析でうまくいった事がありません。米国でもこんな古典的チャートは広く知れていることです。逆にいいテクニカルチャートになっていると、素人投資家がマネー雑誌で学習していることをいいことにゴールドマンサックスなどユダヤ系外資が日経平均先物主導で崩してくるのがいつものことです。

こんなもの全然役に立ちません。相場の天井で売りシグナルと判断するのは時期早々です。

 

いまはヨーロッパのチャートも上昇が続いています。米国のダウやS&P500などは史上最高値を更新する勢いです。また、為替が円安に進んでいても米国では何も発言がありません。つまり、円安を容認しています。オバマ大統領も数ヶ月、この件については何も発言をしていません。

自民党の麻生副総理の強気発言は1ドル95円までは容認されている裏付けから来るのではないのかと思えるほどです。

ボックス相場から、トレンドが分かるまで様子見

年末から相場は11週連続で上昇しました。しかし、年明けから、個人投資家の買い煽りが強い反面、株価はボックス圏から抜け出ていません。買いの勢いを急に感じなくなっています。だからといって、早急に個別低位株の仕手株のように急落すると言うことは日経平均ではなかなかありません。上昇から2ヶ月程度は、上値が重い展開となりやすく、その後、世界情勢の変化で株価は上昇トレンドになるのか、下降トレンドになるのか分かりません。

年末の上昇相場で儲けたのならば、すべて現金にし、相場を静観する方が良いと思われます。相場にも休む期間が必要です。1ヶ月、2ヶ月は様子を見て、休暇を取った方が賢明です。

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