2013
02.15
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外資系のレーティングで個人投資家を一網打尽

投資分析

今日は日経平均の下落は差ほどでもないが、個別株でも特に金融の下落が強かった。投資ニュース関係では、利益確定売りに押されたとある。

いつも売りの初期段階は、必ず利益確定の売りと言う。一体誰の利益確定なのだ。外資系か?2番手でこの株ブームに乗り込んできた個人投資家は、1月25日くらいから積極的に参入してきた遅れ組だ。とてもじゃないがまだ利益確定という状況ではない。この暴落で大損だ。

 

みずほフィナンシャルグループ(3ヶ月チャート)

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みずほフィナンシャルは、外資がコテンパンに個人を痛めつけている。年末年始の上昇はセミプロの経験が長い個人投資家が買っている状態であったし、海外からのヘッジファンドの買い上げも凄かった。日経平均先物誘導で日本株をどんどん買っていった。

その後、1月25日くらいから、出遅れて、アベノミクスと雑誌やテレビで騒がれているので参入してきた素人投資家が群がってきた。しかし、2月5日を過ぎると外資の買い上げは落ち着き、決算の数値が少しでも悪いものを徹底的に売り崩してきた。みずほフィナンシャルグループの売り崩しは典型的だ。

外資系得意のレーティングで株価を操作

2013-02-05 大和 2継続 190円 → 250円
2013-02-05 ドイツ Hold継続 165円 → 215円
2013-02-01 JPモルガン Overweight継続 200円 → 210円
2013-01-29 GS 中立継続 145円 → 155円
 

個人投資家のアベノミクス相場で日経平均が18000円を目指すと煽る雑誌やテレビで超過熱する頃、レーティングを維持しつつ、目標株価を相次いで引き上げている。もっと株価が上がるような感じである。

 

そして、今日の突然の大暴落である。株価は8%近くの暴落をした。暴落後に個人投資家が知るのがレーティングの変更である。

 
2013-02-15 UBS Neutral → Sell格下げ 160円 → 165円

大幅安。ここにきてメガバンクには、海外投資家を中心とする利食い売り圧力が強まってきているが、本日は、UBSが同社や三井住友FG<8316>の投資判断を格下げしており、売り圧力を一段と強めさせる格好となっている。同社に関しては、「ニュートラル」から「セル」に格下げで目標株価は165円に設定へ。株高がバリュエーションに与える実際の影響は限定的であり、過度な期待が現在の株高につながっている可能性が高いと見ているもよう。

といった感じで個人に買わせたら、売りを浴びるフルコンボである。

レーティングでsellというのは「ストロング売り」のような意味である。徹底的に売りを意味する。株価をつり上げて、高すぎるから、売り推奨というのは凄い。別に悪材料が出たわけでも何でもない。これが外資系のやり方だ。

こんな状態で個人は個別株を選択し、投資しているのである。絶対に勝てるわけがない。合法的にお金を巻き上げられるのが落ちだ。

 

そもそもレーティングを自由に操作できるのに違法ではない。だが、株価はものすごく影響を受ける。自分で仕込んだり、空売りを入れて、レーティング出すことも出来るし、買い集めたいときはワザと売り推奨で下落させて集めることだって出来る。

 

個人で見せ板すると違法

デイトレーダーのグループが見せ掛けの注文を繰り返すなどして株価を不正につり上げていた問題で、東京地検特捜部が金融商品取引法違反(相場操縦)の疑いで、指示役の男(38)の逮捕状を取ったことが14日、関係者への取材で分かった。特捜部は近く男を取り調べ、容疑が固まり次第逮捕する方針。

個人が外資のようなことをすれば結果、こんな感じになる。今の時代、個人が株で長期間、勝つなんて本当に無理な時代なのである。

個人投資家は株なんて辞めた方がいい

書店で株式関係の雑誌を読んでいた60代の八馬紀子さんは自社株投資で200万円損をした苦い経験があるが、約10年ぶりに株購入を計画している。「普段はマーケットを見ているわけではないので、株のことはほとんど分からない。百貨店など株式優待のある株に興味がある」と話した。

 

こんな人は株はやらない方がいい。参入する時期が遅いし、株主優待目当てで投資なんてやるものじゃない。自社株なんて1社に集中投資するわけで、このデフレでさらに長期投資もするとんでもなく負ける勝負である。期待値が低くリスクが高い投資となる。

 

株式投資歴40年で約500万円を運用する岡田和夫さん(64)は、14年までに日経平均株価 が1万8000円まで上昇すると強気の見方だ。「株式市場への資金の入り方が異常。これまでは売り買いを繰り返していたが、今は買って持っているだけでどんどん上がる」と話していた。

 

こっちも40年もやって500万の資金なら、もうやらない方がいい。節約して貯金してれば40年でもっと貯まっただろう。このどんどん上がると言っていた時期がピークで、いまかなり下落しているがどんな状況なのだろうか。また、短期売買をスタートさせるのだろう。

外資はもっと仕手の演出を

外資はまだまだ日本株を売り崩さないで、上げ下げでもっと日本株の上昇するような雰囲気を仕手株のように演出するべきだ。これでは後で刈り取る個人投資家が育たない。もっと釣り針によく食いつくように資金をもっともっと株式市場に熱気で投下するように演出するべきだ。

多分、そうなるだろう。外資はまたまた日本株で買いと売りで儲けるはずだ。

 

もう一段、ドスンと下落させ、個人投資家が真っ青になって、「売らないと大変だ!」と焦りだしたら、急に下落以上にものすごく買い上げて、あの底で買えば良かった。失敗した!と言った感じに演出したら、もっと餌に食いつきが良くなるはずだ。

 

とんでもないことを書いているような感じだが、長く株をやっている人は外資のやり方は毎年、こんな事を繰り返しているというのはよく分かっているはずだ。日本の株式市場なんて、いまはこんな状況でしかない。

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