2013
08.04
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ヘッジファンドでも日本株で常に利益を出すことは難易度がかなり高い

コラム, 投資分析

ヘッジファンドの運用を見ていくと、外資系ヘッジファンドでも利益を出すことはかなり過当競争になっており、共食い状態になっているようだ。

HSBCの調査によれば日本の株式に投資をした外資系ヘッジファンドの2013年度1月から6月までのパフォーマンスで収支がギリギリプラスというヘッジファンドが多かったようだ。米国のダウ平均に単純に投資をしていれば15%も上昇していたのに5月下旬の急落により半年間のパフォーマンスが6%程度しか出なかったなど、実は多いようである。

 

ヘッジファンドですら日本株で儲けられるのは一部

ヘッジファンドすらこれだけ儲けることが難しい日本株で個人が生き残るのはかなり難しいといえる。

伝統的な個別中小株を上がりそうなところを買い、買われすぎを空売りするヘッジする投資方法であるが、ライブドアショック前は有効であったがその後、中小型株の人気が消えてしまい、この方法で利益を出すことが出来なくなった。

事実、村上ファンドやスティールパートナーズが2006年のライブドアショック前に手がけた銘柄は、2013年のアベノミクス相場でもまったくパフォーマンスは悪い。

 

今回の安部相場は、誰もがバブルだと認識していたが、バブルがはじけるまでは、乗り遅れるなと乗るスタイルでいた。これが5月下旬ではじけたため、もはやバブルは傷つき、発生しなくなった。安部バブルは収束したのである。

しかし、大手ヘッジファンドや投資銀行などは、女性の今年の流行ファッションのようにどの国をバブル化するか常に検討している。

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2000年からBRICSと言われる新興国が変われ続けていたが、資源の価格低下により、新興国バブルはブームが過ぎてしまった。

次のブームは、資源でも新興国でもなく、日本株と米国株と言われている。これは有り余るQE3のマネーが行き場を失って流れているためであると言われる。しかし、もっともマネーが流れているのが米国である。

新興国に流れていたマネーが本国に戻っているのである。

QE3終了で暴落の第3波が来る

過去にQE1、QE2の終了で何度も危機が訪れた。2回ともヨーロッパの危機である。QE2終了でギリシャ危機が発生したのである。

QE3終了でも再度どこかの地域から、暴落の波がやってくる可能性が高い。

ブルームバーグやロイターニュースはやはりインチキ

ファンドが仕掛ける国、商品を狙いアナリストがインチキなブームの相場を作る。そのために短期的にはいいとしても1年後、2年後は本当にそのアナリストの内容が正しいのか疑問であるというコメントは、絶対に投資銀行からはレポートが差し止めされる仕組みとなっている。このため、小バブルを常にブームとして仕掛けては、次へ、また仕掛けては次へと移動する流れがここ数年でさらに激しくなった。この理由は、ヘッジファンドも3年間の運用パフォーマンスで儲けが出ていればいいという時代ではなく、半年、1年間で儲けているのか、損が出ていないのか年金運用などの巨大マネーを抱えて監視の目が厳しくなっているためである。

このため、短期的な流行と小バブルを作り上げ、世界規模の仕手株を行っている原因となっている。ここに個人が群がり、仕手の餌食となる理由である。

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