2013
06.02
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ゲーム業界の将来性が全く見えてこない。投資としては不適格

投資分析

任天堂の株価は、アベノミクスでも全くよくありません。

ニンテンドー3DSは立体に物が見えてすごいと雑誌の記事で特集されていましたが、実際は手に持つ画面を垂直で見なければ立体にならず、コントローラーとモニター一体型で操作をしていると画面のブレで気持ち悪くなるという状態でした。

そして、急遽、1年もせずに価格は25000円から15000円に大幅に値下げされました。

キラーソフトのモンスターハンターがPSPから3DSに移動し、いま日本のゲーム機では売れている方です。今年の9月14日にはモンスターハンターの新作が出ます。

その前の7月下旬頃には、株価は上がるかもしれません。

任天堂の株価はわかりませんがソフトを供給するカプコンの株価は上がるかもしれません。

 

カプコン株の1年間チャート

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ゲームの株というのは、ドラゴンクエストの発売もそうですが発売日はニュースで長蛇の列などと報道されますが、発売で株価は材料出尽くしで下落します。株価は発売前にかなり織り込まれているのです。モンスターハンター4の発売も9月14日に発売すると既に発表されているため、かなり織り込まれているはずです。

ゲームの発売と株価の関係を見ても知ったら織り込み済みという投資の考え方に則って動いていることがわかります。

 

なのでいまから私は、カプコンの株や任天堂の株をモンスターハンター新作の発売にあわせて買うことはしません。

AmazonでWii Uの中古が下落

Amazonでは、マーケットプレイスで中古品を販売していますが新型ゲーム機のWii Uの値崩れが止まりません。26000円の定価ですが、時期に18000円割れになりそうな勢いです。全然売れていませんし、売れないのにソフトが供給されないことも原因です。

任天堂側では、本体の開発に人材をまわしすぎたため、ソフト開発には余力がなかったといっています。

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私は、Wii Uを購入しましたがマリオ1本をやって、これは駄目だと中古で売ってしまいました。コントローラーに画面は映りますがテレビと同じ物が移るだけでメリットを感じませんし、バッテリー消費は早く、コントローラーが重すぎます。そして、このコントローラーの通信距離が短すぎて他の部屋では使えません。

これで2画面映す理由がわかりません。

任天堂の株価2年チャート

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任天堂の株価チャートは2年間低迷しています。

 

別にこれは任天堂だけの問題ではないと思います。ゲーム業界にいま構造的な問題が多く存在していることが原因です。

ゲームのヘビーユーザーは高画質、ハイレベルなゲームで3Dでゴリゴリ押してくるゲームを好みますが、これにはライトユーザーはついて行けません。

ライトユーザーがたとえばテトリスをやりたいと思った場合、専用ゲーム機を数万円で購入し、テトリスのゲームソフトを1本4千円で購入して遊ぶわけです。それでライトユーザーなのでほとんどゲームはしません。とても高い買い物です。ゲーム機はゲーム以外には使用できません。

 

スマートフォンならば携帯の買い換えで保有する人は多く、ネットやメールなどもできます。ここでテトリスのソフトをやりたい場合、追加で250円くらいのアプリを購入すれば同じようなことができるわけです。

 

イノベーションのジレンマ

いまゲーム業界はイノべーションのジレンマにあると思います。ハードディスクは大容量となっていますが、そこまで容量がないSSDがジワジワと市場を拡大していくはずです。これを見てインテルはSSDにも参入しています。

任天堂は自社のゲーム機にソフトを供給するだけで、スマホアプリには1本も出していません。これがそのうち、イノベーションのジレンマになるような気がします。

 

私は、ゲーム業界の株は1つも買いたいとは思いません。むしろ、空売り対象でしょう。

年末に販売するプレステ4の新型ゲーム機もこの構造的問題の中でノートパソコンよりも高額なゲーム機を販売する予定です。成功するとは私は思えません。

プレステ4のゲーム機を発売日に買うこともありません。でも、その頃にはネットのニュースやテレビCMでプレステ4の話題が盛り上がると思います。

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