2013
02.18
パズドラ

ガンホー株が短期間に10倍以上に上昇。まだまだストップ高が止まらない

投資分析

ガンホーの株価上昇が止まらない。連日ストップ高を繰り返し、1年前は1株15万円程度であった株価は1株で既に250万円を突破しそうである。2日連続でストップ高なので明日もストップ高になるかも知れない。砂上の楼閣で株価はチキンゲームの領域に入っている。財務指標なんてまったく関係ない。

株価が上がるから買うのである。明日は自分よりも愚かな人が買いに来ると願って、投機的に買うだけである。

パズドラ

パズドラ大ヒット

なぜガンホーの株価がこんなに上昇しているかと言えば、スマートフォンで遊ぶ無料ゲームが大ヒットしたからだ。これは基本無料というが有利に進めるために様々な課金がある。無料なのにガンホーには1ヶ月80億円の利益が入っている。ガンホーと言えば、ソフトバンクの社長である孫正義の弟が創業した会社で、当初は韓国で大ヒットしたオンラインゲーム、「ラグナロクオンライン」を月額1500円で展開していった。その後は様々なオンラインゲームをスタートさせ、定着してきた。

 

そして、グリーやディエヌエーなどが携帯電話の無料ソーシャルゲームで会社の規模を爆発的に大きく成長させる中、ガンホーはまだこの分野には進出してきていなかった。要約、スマートフォンが普及し、ガンホーが販売をスタートしたのがパズドラである。

 

なんか、こう見ると昔の2000年頃のパチスロ業界を思い出す、ITバブル時にパチスロのアルゼがドンチャンを大ヒットさせ株価が爆発的に上昇した後、ドンチャンのヒットが下降してきた頃、ハイリスク・ハイリターンでギャンブル性が高いスロットである獣王をサミーが大ヒットさせ、当時、1000円くらいの株価が7万円とかに上昇していたのは記憶にある。いまはパチスロ業界は、その時と比較したら活気が落ちているが、課金ゲームの世界はいま規制が緩く、バブル状態である。

パチスロ業界が下火になったのもギャンブル性を抑えるために政府が規制強化した事が原因だ。

歩きながら、ホームから満員電車に乗り込み延々と続ける

これがスマホの無料ゲームをする人の特徴だ。自分は無料で1度、こういったゲームをしたが、カードを集める簡単な作業を何度も繰り返すゲームが何が面白いのかさっぱり分からないまま、すぐに辞めてしまった。だが、ゲームを夢中にやる人はとにかくこういったゲームをやる。数万円課金するというのは全然苦ではない。パチンコで損するよりも暇つぶしでこの程度なら、安いものだと感じるくらいなのだ。

そして、ある程度、ゲームの中でカードという資産を築き上げると、これを失いたくないと、守りのゲームを延々と維持するため時間とお金を使うようになる。そうなると、時間を費やすのも億劫になると、倍速で出来るならばアイテムを課金して買っちゃおうと思うようになるのである。

ネットゲーム依存もこういったものに近いものがあるが、無料のモバイルゲームはパチスロのようなギャンブル性が高い。どんなカードが出るか分からないため、期待をすることが出来るからだ。

 

先週金曜日のガンホーの株価はストップ高で200万円目前となった

ガンホー株価
 

本日のガンホーの株価はまたまたストップ高で増加する金額も桁違い

11
発行済み株数が少ない為、出来高7680株でストップ高に張り付く。つまり、売られるときは何処までストップ安になるのかさえ分からない。砂上の楼閣で株価が上昇しているのである。

 

ガンホー株のPBRは17倍近くある

ガンホー株価のPBR
さすがに会社の規模の割に毎月80億円も収益があると、数年で数倍の会社の規模になりそうな状態であるが、このPBRは買われすぎである。買われすぎでも毎日、ストップ高になるので明日も個人投資家は投機的に買うのである。

 

いまこういった会社の業績はとても良い。逆に任天堂など、昔からの据え置き型や携帯ゲーム機は全然売れていない。今後、Microsoftのxbox720やソニーの新型ps4が発売されるがどれも売れないだろう。何故売れないかと言えば、ライトユーザーが全然、買わなくなったからだ。

 

ゲームをあまりしない人は、無料か85円程度のゲームソフトをスマートフォンで買うくらいで満足するのだ。それをスーパーマリオのゲームが欲しければソフトだけで5千円くらいする。それを遊ぶために3万円くらいのゲーム専用の本体を買う必要がある

 

仮に年間でゲームを1本しか買わないとしたら非常に割高すぎるのである。それに任天堂のゲームはソニーのゲーム機では動かない。そのメーカーでしか出ない専用ソフトが多い。これらを複数遊びたい場合、数本のゲームを遊ぶため数台の専用ゲーム機を買う必要があったりするのである。これはゲームのヘビーユーザーならば出費するがニンテンドーDSくらいしかやらなかったライトユーザーはみんなスマートフォンに流れてしまった

 

ゲームをするのに専用の本体は必要なく、スマートフォンならばネットやメールに電話、様々なソーシャルアプリ、ソーシャルゲームなどを遊ぶことが出来るため、経済的なのである。そこまで複雑なゲームを望んでいるわけではない。

 

したがって、任天堂の株価はニンテンドーDSライトの大ヒットで非常に高く株価は上昇したが、いまどんどん低迷しているが回復の見込みが全然ない。新型のwii Uは全然売れていないのである。自分もwii Uを本体とソフトを購入したが、1本のゲームを購入すると次に購入するゲームが全くない。1年先のスケジュールを見ても全然欲しいものがない。こんなものに本体の金額を出費する人は少ないだろう。いまはそういう時代なのである。

 

ガンホーの株価チャート

ガンホー株価チャート
ITバブル時代のハイテク株、バイオ関連株の上昇を思い出すくらい株価の上昇が止まらない。当時はPER100倍でも買われていた。ガンホーもいまの株価なら買っておけば良かったと思うほどもっと上昇するのだろうか。それは如何に短期間の投機熱によるかと言うことだけである。

 

自分はこういった銘柄は買わないが、こういった銘柄を信用取引でハイレバレッジを掛ける人が短期間で大儲けもするし、大損をする。これぞ株式投資と言ったものである。今後が見物だ。

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