2013
08.17
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ウォーレン・バフェットの最新ポートフォリオを分析する。資産のほとんどは現金、国債、優先株だらけ

コラム, 投資分析

ウォーレン・バフェットがポートフォリオの修正を行ったようである。

このダウ史上最高値の時期にウェルズ・ファーゴの株を買い増しした。バフェットはウェルズファーゴ銀行が非常にお気に入りである。最終的には子会社にするのではないかと思うくらい買い増しをしているし、ウェルズファーゴへの投資は成功している。

バフェットを見ていると米国株での運用を最重要としているが、やはり米国株が一番良かった。日本株の購入を検討してたことがあるが一度も日本株を買った事はない。これが日本株の事実なのだろう。日本株は長期デフレ経済、駄目駄目な政府と日銀。

長期的には日本株の購入は良い判断とは言えないことは明らかである。

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新規で購入が明らかになったのは、カナダでオイル開発をしているサンコ・エナジーという会社の株を買った。500億円規模の投資であるのでおそらくバフェット本人の投資ではないだろう。バクーシャーは大型買収や巨額の投資以外はバフェットではなく、後継者トッド・コームズ、テッド・ウェシュラーのどちらかが実行しているはずである。

衛星放送のディッシュ・ネットワークは、この後継者の投資で大成功をしている。長期投資を意識しているのかかなりの大幅上昇で儲けている株であるが売らずに買い増しをしている。

ある程度の大幅上昇をしたら、売って次の暴落を待つという日本株の一時的な上昇に掛けるという投資方法とは大きく異なる。米国株の優良企業ならばこのような長期投資をできるわけである。

逆に保有を減らしている銘柄もある。

医療関係の医薬品のグラクソ・スミスクラインについては、たしかサブプライムローン危機のあとに大暴落中に投資をしたものである。格付け会社ムーディーズ は年々、投資割合を引き下げている。

クラフトフーズなどは大きく買収でニュースにもなった銘柄であるが保有を引き下げている。

バフェットの投資は日本の個人投資家には役に立たない

まず中国のBYDについては電気自動車用バッテリーで有名であるがバフェットは

普通株に投資したわけではなく、優先株に投資している。利回りは凄まじい。BYDはバフェットが保有しているという知名度が欲しかったのである。それで第三者割当増資のように資金を集めることに成功している。

過去の特にバフェットが投資で成功しているというこの20年間の運用を見ると、買い増しをしたり、保有を増やしている銘柄はすべて優先株か転換社債として株を保有している。リーマンショック時のゴールドマンサックスやGEへの投資も桁違いの利回りである優先株で保有したのである。ゴールドマンはそのときにバフェットが保有したというネームバリューで財務の健全性をアピールしたのである。利回りだけで7%以上ある。

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バフェットは1980年頃から普通株の投資をほとんどしていない。それまではコカコーラ、ウェルズファーゴ、アメックス、マクドナルド、ディズニーなどの普通株を特別に安い時期に買い増しをしているし、長期保有をしている。総資産の30~40%を株式にしている。残りの20%を現金にしているし、その他は国債や社債など、元本割れリスクがなく利回りがあるものへ投資をしているのである。

別に資産の大半を株にしているわけではないのである。バフェットが資産の大半を株にしているというのは、バークシャー・ハザウェイの株を自分の資産のうち大半を保有しているということだけである。バークシャーが資産の大半をすでに普通株で運用していると思ったら大間違いである。

コメント

    • soi
    • 2014年 10月 05日

    知ったかぶりするな!

    http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NCU6M06S972W01.html

    • 日本株研究
    • 2014年 10月 05日

    すべて株という最新のブルームバーグのニュースと比較したようですが、年金受給とバークシャー・ハザウェイのポートフォリオの内訳は違います。

    債券、公共事業株への投資は、かなりのウェイトがあり、年次報告書でも公表されていることです。

    よく調べてから書き込んでください。

    http://www.berkshirehathaway.com/

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