2014
05.23
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名村造船所と佐世保重工業が合併。佐世保重工業はそのまま上場廃止に

会社四季報

名村造船所が佐世保重工業を株式交換方式で完全子会社化すると発表しました。両社によると、竣工量ベースでは国内造船業界3位となります。
 
造船業界は、中国や韓国との競争にさらされており、中国も相当な技術力で追い上げています。
この状況で日本の造船業はかなり厳しい状況が続いています。
 
特にリーマン・ショック後は顕著に株価の低迷が目立っています。無配の造船所も多いです。
 

 株式交換は10月1日付で、佐世保重工の株式1株に対し、名村造船の株式0・128株を割り当てる。佐世保重工は上場廃止になる見込み。

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佐世保重工業は、ライブドアが凄まじく株価を上昇した時から、リーマンショックまで8倍以上の上昇をしていました。

同じ時期にコンテナ船もバルチック海運指数が中国景気で上昇しており、乾汽船などはとんでもなく上昇した経緯があります。

 

あの時と比較し、再び造船所の株価が上昇するだろうという期待を持っている人も多かったと思います。アベノミクス相場と言われて、株価が底値から上昇はしていますが、過去の暴落と比較すると全然回復していません。それだけ業績が厳しい状況が続いています。

 

佐世保重工業は潰れないだろうと思って株価低迷時に低位株を物色するように保有する投資方法がバブル期には有効でしたが、最近は無配で低迷したまま、損失を抱えてそのまま上場廃止ということも多いです。

 

今回発表された完全子会社では佐世保重工業の株式を保有している個人はTOB価格というわけにも行かず、損失を抱えつつ、そのまま上場廃止という流れに巻き込まれます。これは非常に手厳しい結果となります。

 

いま日本の大手企業でも業績が厳しい海外との競争にさらされている分野では株価が低迷していても長期投資でなかなか報われない時代になっています。株式投資は本当に難しいです。

コメント

  • コメント (1)

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    • 佐藤 勇
    • 2014年 9月 29日

    佐世保重工業の所有株はどう対処されるのか?