2013
11.11
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今後の日本株の上昇はすべてQE3がどこまで継続されるかしかない。QE3終了で下落か!?

会社四季報, 投資分析, 長期投資

今日の日本株市場はひとまず安心して買いが入りそうである。

なぜならば雇用統計が好調でダウ平均は167ドル上昇し、再び史上最高値を更新したからである。

 

これを受けて為替市場は大幅に円安になっている。99円を再び突破した。非常に短期間で値動きが激しい状態である。

ユーロ/円の為替相場は欧州中央銀行の利下げにより暴落したが米国市場とドル/円で見るならばボラティリティが大きいが常にボックス相場の中にある。

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日経平均株価の6ヶ月チャート

日経平均株価を6ヶ月間見てみると5月の米国の量的緩和縮小により大幅下落したがその後に量的緩和を継続するということで回復。再び9月に量的緩和が終了するのではないかと下落し、回復。

10月は米国債の債務上限引き上げがなかなか進まず、下落した。

 

いま株価が下落する予想可能な原因は、米国のFOMCが量的緩和を確実に決める日と来年2月、3月に再び債務上限となる米国債のデフォルト懸念である。

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5月の相場下落を見ても量的緩和が終了すると、日本株には凄まじいマイナスの材料となることは明らかである。これが日本市場にどう影響が出るのか。

来年は債務上限引き上げと量的緩和終了、消費税の引き上げなどなど、マイナス材料が重なり合っている。

 

日経平均は構成銘柄を2002年に大幅に入れ替えてしまったため、継続性がない。

過去の構成銘柄であれば5月の最高値は2万円を突破しているし、現在の水準でも18000円を突破している状態である。つまり、もうピークである。

景気による株価ピークはあっという間に下落することはない。

 

しばらくボックス相場で高値継続し、ブラックスワンと言われる、いま誰も想定していないような未知の情報により大暴落するのである。

 

日経平均株価3年間チャート

長期株かチャートで分析すると既に割高であり、株価がピークであることが分かる。これをさらにブレイクアウトするには日銀は関係ない。

米国のFOMCが量的緩和を継続するのではなく、さらに拡大しなければ無理である。

つまり、QE3が終了し、QE4が開始されなくてはいけない。QE4が始まるならば消費税が増税されようが株価は上がるだろう。

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しかし、この可能性は非常に低い。QE3はまだまだ延長されるのか、それとも終了するのかが焦点となる。高確率で終了となる。

こうなると日経平均は12000円前後をうろうろする1段下がったところでボックス相場となるか、大暴落し、低迷するかのどちらかになる。

 

日本株は崩れるときは早いので後者だろう。

そうなると一番困るのはNISAで非課税口座を作り、株に投資しようと準備している人たちである。損をしていれば無税も増税も関係ない。税金が掛からないからだ。

それにNISAとなると長期投資を意識させるので早々に損切りはできない。この口座を意識して株式市場に参入する人は長期的にかなりの含み損を抱えることになる。

 

株というのは本当に長期戦だ。

10年1サイクルで見た方がいい。高値で横ばいの時に如何に短期売買したいという誘惑に勝てるか、資金を引き揚げてまったく買わないで暴落を待てるかと言うことになる。

そして暴落で買えば「株式市場の死」など長期低迷するがそれでも保有していられるかという点である。

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