2013
11.08
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はなの舞を展開するチムニーを酒類専門チェーンのやまやがTOB発表。ストップ高に

会社四季報, 投資分析, 長期投資

散々、企業買収ファンドなどの手にあり、異業種とのM&Aを繰り返し失敗してきたチムニーは、3度目のM&Aを迎える。

はなの舞の居酒屋チェーンを展開するチムニーは米国の有名な投資ファンド「カーライル・グループ」が筆頭株主であった。カーライルと言う投資ファンドと言えば、大統領のブッシュ家がその資産を親族で牛耳っているファンドである。

ここが倒産危機の時に買収し、ある程度の財務力を付けられるようになったら、売却をしてきた

 

しかし、過去2回ともチムニーは失敗している。

過去にはチムニーはイオンの関係会社として誕生した。このときはまったくいまの居酒屋「はなの舞」とは似ても似つかない洋食関係の店舗で会った。

その後イオンがチムニーを売却し、食肉加工大手の米久が買収したのである。その間、米久が食肉とビールの飲み屋を考えている間に海鮮居酒屋の「はなの舞」が95年から大ヒットしたのである。

 

当初はイオンが保有していたときにはいまの「はなの舞」はチムニーには存在していなかった。

この大ヒットが米久の収益の半分以上を稼ぎ出すくらいに成長した。その後は上場しているメリットがないと言うことで経営陣とカーライル・グループが手を組み、MBOで上場廃止になっていたのである。

 

再上場も検討されていたが上場できない期間がある。

この間にM&A先を模索し、今日発表された酒類を販売する専門店チェーンのやまやが買収に名乗りを上げたのである。

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なんとチムニーはアベノミクス相場が開始してからの上場となった。

財務状況は投資先行で横ばいであるが売上げは増加している。かなりの勢いで海鮮居酒屋として成長しているのである。

 

いま居酒屋業界は不況で、ワタミや金の蔵などは苦戦しているのだが、好調なのが焼き鳥系などではなく、海鮮居酒屋なのである。

海鮮系はいま非常に強い。

 

チムニーの株価はやまやのTOB発表を受け、ストップ高まで上昇したのである。

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