雑誌やテレビで頻繁に出ていた副業のネットショップの末路

コラム

昔ガイアの夜明けで週末副業とか2009年のリーマン・ショック後に流行したのを特集していた時期があった。

サラリーマンの賃金が下がるので副業で補填するという悲しい状況を逆手にセミナーで稼いでいたわけである。こういうのは週刊SPA!やガイアの夜明け、それ系の起業はしたいけどという願望と、今は不満だけど、独立してうるさい上司もいない。そして、私は社長。つまり、CEOです!

なーんて、きっぱり宣言しちゃう時代があった。

 

現代から見ると暗黒時代で中二病みたいな感じである。

恥ずかしいから、なかったコトにして欲しいというような状況である。

過去ガイアの夜明けで副業特集された女性

「第4回(2009年度)週末起業家大賞」週末起業家賞受賞者

初期費用をかけず在庫を持たない「ネットショップ」で週末起業。

・テレビ東京 日経スペシャル「ガイアの夜明け」 2009年11月10日放送

・サンデー毎日(毎日新聞社) 失敗しない副業体験

・情報誌「FOLE」2009年8月号に掲載されました☆

・BIG tomorrow 2010年5月号「ネット副業の奥の手」(青春出版社 )

・BIG tomorrow 2010年7月号「マネーチャンスはコンプレックスの中に眠っている!」

・2010年8月「副業・起業成功者のインタビューCD」株式会社 アールより販売

電機メーカーの派遣社員として営業事務の仕事につく傍ら、帰宅後はCEOに変身する。

現在ではアメリカ(オレゴン州)・イギリス(クーパー)の転送拠点と契約。

受注発注で個人輸入するノウハウと、独自のマーケティングで顧客ニーズを発掘しリピーターを増やし続けている。


このオンラインショッピングが激安レンタルサーバーロリポップのカートシステムを使用したものなのだが、どうやって集客しているのかは謎であった。

楽天モールに出店しているような企業が広告費をバンバン流しているわけでもなく、ロリポップの月額300円サーバーでアクセス数をどうやって稼ぐのかなど疑問だらけであった。


テレビで特集されていた時も在庫のあり・なしの速度を見てもあまり売れているようにも見えなかったが、何もかもが謎である。

そして特定商取引法の掲載で自宅住所が乗っており、グーグルマップの衛星写真で畑の中に民家がなくぽつんと一軒家があるところが自宅だとわかるような状態であった。


アメブロでアクセス数を稼ぐために入荷情報を掲載していたようであるが一般にそんなブログは1日20アクセスも稼げない。

最低でも収益化するには1500アクセスは必要であるが、どうやってもそういう状況には見えないが有料セミナーで副業のプロ、オンラインショップのCEOと頻繁に出ていた。


それが、いまこのネットショップのサイトを見ると跡形もなく消えている。

ネットの起業とか、儲かったとかそういう情報はこういうのばかりである。実体がないし、裏付けもない。

裏付けなんて正確に算出したら、儲かっていないことがバレバレになる。

多分このサイトは、儲かっていない。損失も在庫を抱えて出たかもしれない。最後はヤフオクで赤字覚悟の処分もしたかもしれないし、有料セミナーの講師を数回しても、その後の飲み会でCEOですという気分に浸って浪費で消えただろう。

ネットの情報は、こういうのばかりである。通帳のコピー、収入証明書、課税申告書など、税金面でいくら納税しているのか証明すらない情報は何も信用出来ない。

婚活パーティで収入証明がなく、口八丁で会社の社長と言って女性の気を引くのと何も変わらないのである。

 

在庫を持たないでネットショップを開業すると、その時代はドロップシッピングなんていう詐欺まがいな商売(儲からない)も流行った。

 

副業をやっている人を見るとわかるが儲かることはまず人に公言しないし、わざわざ競争過多になるようなことはしない。無駄なことはしないし、収益になること以外は一切しないでその業務だけで十分稼いでいる。

 

そもそも税務署が怖いから、でかい声出して目立とうとは絶対にしない。

本当に儲かっていたら、税務署からのおたずねハガキが来たり、数年さかのぼって追徴課税が来るのか分かったもんじゃないからだ。

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