2014
12.08

資本主義の終焉と歴史の危機 (集英社新書)の書評・レビュー

コラム

Amazonでビジネス書がないかなぁと何か探している時に見つけました。

最近は、活字の本が遂に本当に売れなくなったのかビジネス書でも新刊は非常に少なく、出版されても長期的に売れるようなものも減ってきています。

そんな中で売れている本といえば「資本主義の終焉と歴史の危機 (集英社新書)」と「自分の壁」です。

今日は、資本主義の終焉と歴史の危機 (集英社新書)について少し紹介です。

資本主義の終焉と歴史の危機 (集英社新書)

資本主義の最終局面にいち早く立つ日本。世界史上、極めて稀な長期にわたるゼロ金利が示すものは、資本を投資しても利潤の出ない資本主義の「死」だ。他の先進国でも日本化は進み、近代を支えてきた資本主義というシステムが音を立てて崩れようとしている。16世紀以来、世界を規定してきた資本主義というシステムがついに終焉に向かい、混沌をきわめていく「歴史の危機」。世界経済だけでなく、国民国家をも解体させる大転換期に我々は立っている。500年ぶりのこの大転換期に日本がなすべきことは? 異常な利子率の低下という「負の条件」をプラスに転換し、システムを構築するための画期的な書!

資本主義の終焉と歴史の危機 (集英社新書) 資本主義の終焉と歴史の危機 (集英社新書)
水野 和夫

集英社
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昨日、丁度、この本がKindleの日替わりセールで299円でした。図書館でも待ちが200人以上と大人気であったことと、中古の本を買うよりも安いため、Kindleで買いました。

 

資本主義の限界と言うのは、バフェットが大儲けをしていた1965年くらいを境にそれ以降は徐々に難しくなっているのがわかってきました。投資の世界では1980年からヘッジファンドが増加し、遂に今ではプロのヘッジファンド同士も過剰に存在し、素人からプロへ資金移動している合法的な場所から、プロがプロを食い殺すという世界になってしまいました。

 

資本主義の過熱感から、戦後の資本主義リセット。

これの組み合わせでいまの資本主義は成立していると私は思っています。資本主義の限界は戦争でこそリセットされ、再び資本が積み上げられます。いまの資本主義の問題はアメリカでも分かるように一極に集中しすぎることです。

お金持ちはますますお金持ちになり、貧乏人は何世代も貧乏人のままです。これが現代の資本主義の限界を表しています。

 

ならば今の日本で投資を行うことは理にかなっていないか?そう考えると、日本の株式市場での投資は終焉していると言えます。

まず、政治相場で大幅に1年もせず急激に上昇するしか株価は上がりません。アメリカとは大違いです。

さらに税金が高いことです。NISAで少額投資をすればとありますがNISAでは回転売買出来ません。そして、本当にお金持ちになるには100万円なんていうのは少なすぎる訳です。それ以上は大幅に税金が取られますし、リスクは見合っていないわけです。

投資は利益を出すほうが何倍も難しいのですが、利益の2割も税金で取られてしまいます。これでは個人投資家は負けて当然です。

 

ヘッジファンドの世界は既に人が売買をせず、プログラムが高速売買をしています。

東証はシステム増強だと、この外資系ヘッジファンドに有利な市場整備を進めました。個人は合法的に資金を巻き上げられる仕組みとなったわけです。

 

資本主義の終焉は、株式市場を見てもよく分かります。

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