2014
07.25

胃がんについては、ピロリ菌を30歳前後で駆除すればかなりの確率で防止ができます

コラム

最近は、今後の健康を考えて、主要な癌についてや運動、食事などの本を見ています。

特に胃がんについては、「胃の病気とピロリ菌」の新書が新書という安易な本の割に内容はしっかりしており、1度は必ず読んでおきたい内容です。

 

日本人の胃がんは世界的にも早期発見が多いことが特徴です。これは胃の検診が普及しているからですが、胃がん発生率は欧米よりも多い状態です。

その理由はピロリ菌にあります。ピロリ菌に感染することで8年の歳月を掛けて、胃がんに成長するのです。なので若い内、特に30歳前後でピロリ菌検査を行い、陽性の場合は徹底的に薬で駆除することは最大の胃がん防止になると本書で述べています。

胃の病気とピロリ菌―胃がんを防ぐために (中公新書) 胃の病気とピロリ菌―胃がんを防ぐために (中公新書)
浅香 正博

中央公論新社
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ピロリ菌の保有については、日本よりも欧米のほうが少ないのです。

理由は、冷蔵庫の普及にあります。冷蔵庫が急速に普及した地域はピロリ菌保有が少ないです。なので中国や韓国はピロリ菌による胃がんは未だに高い数字です。逆に欧米ではピロリ菌が少ないため、胃がんの検診で早期発見されることはなく、胃がんは5年後の生存率20%しかない難病なのです。

 

ピロリ菌は冷蔵庫の普及で大きく変化しており、5歳以下で感染します。それ以上の年齢になると胃酸が強くなり、感染することはありません。これが長期的に30歳から胃の悪化をスタートさせ、自覚症状がないまま癌化してくるのです。

 

胃がん防止は全てにおいてピロリ菌撲滅に掛かっています。

なので冷蔵庫の普及が不十分であった団塊世代に多い状態です。この世代はピロリ菌の保有率が高く、その駆除をする必要性をあまり重要視してこなかった世代です。そのまま胃がんに発展するケースが非常に多いのです。

 

逆に今の若者は冷蔵庫普及が欧米並みになっているため、ピロリ菌保有率が急激に減っています。

30歳から35歳までに1度人間ドックを実施したり、内視鏡検査を実施し、ピロリ菌検査をする人は、何もしない人よりも遥かに胃がんになるリスクが減るのです。

 

胃酸過多についても今の時代、H2ブロッカーなどが普及しており、調整ができます。

一般的な癌については定期的な検査と健康的な食事と運動が如何に重要なのかが分かります。つまり、多くの癌は急激になることよりも数年を掛けて成長しているのです。自覚症状がないまま癌化していたりするのです。

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