2013
09.17
PHM11_0279

競売物件が増加傾向にある。しかし、債務者もあの手、この手で悪質化も目立つようになってきた

コラム

最近になって競売になる物件の量がどんどん増えてきた。

埼玉県志木市の物件は難易度が高い。アパートと母屋だが競売になっているのはまだ底地部分で、債務者も抵抗をかなりしており、名義が分け分からない状態になっている。

素人では手出しは難しい難関物件だ。

 

供述書の内容は次の通りである。

物件1,2,3の土地は、私の他に夫Bと私の子供との共有になっています。本件土地と地番1622番2の土地の上にまたがって、平成10年頃に夫のBが集合住宅を建設したものです。1622番2の土地は、私の父の所有でしたが、代襲相続とかいう手続きで、私の子供2人の共有になっています。本件土地とこの1622番2等の土地を集合住宅の敷地として使うについては、親族間のことですから特に敷地使用についての契約はありません。また、この集合住宅の敷地と道路の間に1621番9及び1621番19の土地がありますが、これは道路の一部かどうかもわかりません。ただ、この土地も、やはり私の子供2人の共有名義になっており、仮に競売でどなたかが落札した場合に、本件土地から道路への通行にここを通ることになりますので、何か問題があるかもしれません。しかし、もともとこれも親族間のことですから、通行に関して契約があるわけでもなく、今後どのような問題があるのか私にはよくわかりません。集合住宅の前の部分に屋根のついたカーポートが附属していますが、息子の一人がこの集合住宅に居住していますので、その子の駐車場として使わせてもらっています。

 

この物件は、今回入札があるかは分からない。

ある程度の資産規模なら裏社会が絡んでくる。そうなると、丸ごと回収するくらい規模がでかくなってくるので素人の出る幕ではない。

 

競売になっても悪質な債務者は徹底的に最後のあがきをする。後がないので必死だ。それでも保有するクルマなど、端から見たら競売になっているとは3件隣の家の住人は夢にも思わないだろう。

PHM11_0279

競売も新築購入後、離婚し、債権だけ残り、現実逃避し競売までなる人のような物件はラッキーである。状態も良く、水回りも悪化していない。

庭は草だらけだが部屋の中はものが散乱しておらず、引っ越し済みである。空き家のまま占有していると言う状態である。

こういうのは落札後の物件明け渡しも比較的難易度は低いが、いかにも住んでいるような家で家族が分け分からない状態の物件はかなり怪しい。

 

しかもそれくらいになるような家はガラが悪く、水回りの掃除も全然出来ていない。風呂場はカビだらけで、とてもじゃないが掃除でも綺麗にならなそうな状態である。

 

下手をすれば浄化槽は故障し、逆流していたり、雨漏りや床がベコベコに腐っているのに住んでいたりする。

ペットも異常に10匹など飼っていたり、悪臭がとんでもないような物件も多い。

 

孤独死で体液が下の階まで流れ出し、腐って悪臭がとんでもない物件すら過去にあった。

 

競売を買うというのはサラリーマンが不動産屋にサラリーマン大家さんになりたいとホイホイ、中古アパートの物件を探しに行くのとは全く違う。とんでもない世界だ。

 

だが競売物件は増加しており、入札金額も過去ほど高くない。比較的競争が激しくないようにも思える。

しかし、素人が落札し、資産化するには難易度が異常に高いものばかりである。

 

上記の供述書を見て、自分で物件明け渡しまで出来ると思うだろうか?自分だったらこういう物件は早々に手を出さない。プロに頑張ってもらうしかないような物件である。

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