2014
03.05
PHM11_0522.JPG

独身の人生と先祖代々の墓。永代供養で終了!?そんなの気にする必要はない。時代は変化している

コラム

先祖代々の墓。跡取りは結婚しておらず、家系も断絶。これからの時代はこういうのも増えるんだろうなぁと思っていた。

昔ですら、家系を続けるため、お見合いなどは盛んだったし、結婚するのは当然のようにあった。それに結婚しても子供が生まれない家は養子をもらうのも当たり前のようにあった。

 

現代では家系を守るために養子をもらうとか、お見合いをして何とか結婚というのは戦前ほどない。

理由は主体が家系から個人に移ってきたからである。

PHM11 0522

それに結婚し、子供がいようが地方の辺鄙な土地であると、昔は自給自足や農業、林業、炭焼きなどで生活は出来たが、現代ではそれだけで生活が難しくなってしまっている家系も多い。そのため都心に出てきて、サラリーマンになる人も多い。

 

東北地方は出稼ぎという言葉もあったし、九州から集団就職という言葉もあった。今の時代、出稼ぎということは少ない。そこまでして家系を守ろうとせずに都心に単身出てきて、そのまま家を買う人も多い。

 

完全に家系から個人に主体が移っている。

こうなると、家系を維持するのはどっちにしろ無理がある。いまはたまたま結婚をして子供がいるから次の世代は行けると思っても、その次やその次もと続く可能性はよほど、地場産業を持つ地方財閥や事業主で何世代も家業で社長という状態でなければ難しいだろう。

 

まず、子供がたまたま出来ない不妊症なんてことになっても家系は途絶えるのである。

なので昔からの先祖代々の墓というのはもはや終焉を迎えている。日本全国で遅かれ早かれ、これを維持できなく時が来るだろう。

 

実際、地方都市では、檀家がいなくなり、永代供養もせず、結局のところ墓石は粉砕され、再生資源になっている話なんてこの時代はどんどん増加している。

日本だけなら、まだこの状態で済むがヨーロッパなどはリーマンショックでとんでもない不況だ。失業率が半端じゃなく高い。

 

スペインやギリシャなどの失業率は桁違いであり、日本の比ではない。

こういう国の人は、国すら捨ててユーロ圏の他国へ移住や出稼ぎをする人もほんとうに多い。

PHM15 0455

日本の先祖代々の墓を守ろうという意志は決して馬鹿にするべきではなく、維持できるならば維持したいところであるが、島国であるからこそ、そういう考えがまだ成立する。ユーロ圏ならば他国に移動なんて普通にありえる。

 

生まれてから現役で仕事をする時期には失業が溢れており、職を一時的に得ても賃金は低い。1周間の食費すら困難な状況である。墓なんて考える暇なんて無いのである。

 

人生結婚していようが一人でいようが貧乏だろうがそんなに差はない気がする。それは今の時代、個人を主体としているからである。

20代の若者が就職してから、雇用維持や年金や退職金、老後の心配ばかりしていても仕方がないのである。人生とは非常に短く、何かをするには本当にタイムリミットは限られている。

 

人生とは、何に没頭できるか。夢中になれ、何を判断し選択の自由があり、決断ができるか。

単純にこれだけなのである。哲学的に人生とは何かといえばこれだけなのである。

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。