最近のゲーム市場は酷い状況だ。ライトユーザーの社会人は入っていけない

コラム

任天堂は株価低迷をしているが当然だと思う。

自分は次世代ゲーム機のwii Uを1月末に購入した。ゲーム市場というのは4年サイクルでゲーム機が世代交代をしていく、前世代のwiiとニンテンドーDSは大ヒットしたが、現世代のニンテンドー3DSとWii Uは相当に苦戦している。

ニンテンドー3DSの3D機能が失敗

任天堂は、過去数回3D機能に投資をしてきたがことごとく失敗している。人間の目の錯覚で3Dにするビジネスは映画だろうが大型液晶テレビだろうが成功していない。求められていないシステムなのだろう。なぜならリラックスして見ることが出来ないからだ。

ニンテンドー3DSの3D表現は小型の携帯ゲーム機の実施したのが最大の失敗だ。コントローラーと画面が一致しているため、視野角度がほとんどない3Dの画面を操作した場合、少しの画面の揺れで角度が狂い目の錯覚が吐き気へと変化する。だから多くの人はニンテンドー3DSを購入しても3Dモードは使用しない。

任天堂側もこのゲーム機が失敗し、1年もしないで本体価格を25000円から15000円に大幅に値下げした。これでかろうじてニンテンドー3DSが売れているわけだ。

自分は2回ニンテンドー3DSを購入した。一回目は発売後、すぐにである。でも3Dが気持ち悪いこととソフト不作によりリメイクしか販売されていないため、将来性を感じず中古で売却した。2回目は、15000円に値下がってからようやくマリオが発売されたため購入したがマリオのクリアーと同時に中古に売却した。

したがってゲームをレンタル感覚でピンポイントで遊んだだけで損失は少ない。いまではより大型画面のニンテンドー3DS LLも発売されているがSONYのVITAよりも画質が悪く、購入する気にはなかなかなれない。

ニンテンドーはこの3DSのゲーム本体を15000円に無理矢理値下げをしてから、売れば売るほど赤字に苦しむ体質へとなってしまった。これは未だに改善されていない。

Wii Uのソフト不足は異常値

任天堂の次世代据え置き機つまりテレビに接続して遊ぶゲームだが、これも大失敗だ。年末の売り上げが1年間の売り上げのほとんどを占めているため、無理矢理年末に発売したため、購入してすぐにオンラインアップデートを1時間位しなければいけない。これは相当に敷居が高い。DVDのメディアで配った方が良さそうだった。

これで何とかゲーム機を買ったとしても遊ぶゲームはマリオしかない。任天堂もゲーム機が出るたびにマリオをキラーソフトとして出す。だが、そんなに開発が出来るわけでもなく、1代のゲーム機でマリオが1作でるだけだ。次の開発はさらに次世代に繰り越される。だから、マリオだけやりたかったらクリアーしたら本体ごと売っても支障はない。

自分は、このWii Uの本体をデジタル一眼レフカメラの使用しないレンズを売って購入した。ただ置いておくだけならば違うものに交換した方が効率がいいからだ。

それでWii Uを購入したのだが、過去のWiiよりは良い。なぜならハイビジョン対応にようやく任天堂もなったからだ。だがうれしいのはそれだけだ。コントローラーは大きく、重く、特に便利に使用できない。そしてバッテリーの持ちも良くない。

そしてゲーム業界というのは本体で儲けることは無理である。本体はプラスマイナスゼロで売るのが望ましいが最近の業界は売れば売るほど本体は赤字なのである。つまり、ソフトを買ってもらわないと赤字を補うことも出来ないのである。

この赤字を回復するためには最低でも1台のゲーム機を買ったら、ソフトを3本購入してもらわないといけない。

だが任天堂wii Uはマリオだけで1年間まったくソフトがほとんど発売されない。5月末にピクミン新作が出るが自分は欲しいとは思わない。秋にはゼルダの伝説のリメイクだが過去のリメイクなんて欲しくもない。これで一年間、ソフトはゼロ。

マリオをクリアーしたら、何もしない邪魔な本体だけのゲーム機となってしまった。とんでもない状況なのである。任天堂以外のメーカーもWii Uでのソフトを全然出さない。しかも過去にニンテンドー3DSを大幅に値下げしたため、wii uも年末に値下げするのではないかとハラハラする。やらないなら売ってしまおうと思うわけだ。

こんなにソフトが販売されないゲーム機は過去にワンダースワンなどもあったが、それよりも酷い。ソフトが出ないゲーム機は将来性がない。

2013年末にPS4発売

今年の年末にはSONYのプレイステーション次世代機が発売される。PS4である。これは相当に高性能なマシンとなる。かなりの高画質だ。発売直後ではソフトがたぶんあまりでないと思うが期待はある。だが、数年前に画質が凄い携帯ゲーム機と言うことでSONYのVITAを購入した。

だが、このゲーム機もSONYは失敗し苦戦している。まずメモリーカードが高すぎる。本体だけでは遊べず、専用のメモリーカードが必要なのだが32GBのSDカードは2000円くらいで売られる時代に8000円以上もする。

本体とメモリーカードとゲームソフトを合わせるとかなりの金額である。とはいっても社会人の出費でゲーム機なんて本当に安い趣味である。釣りやゴルフをする方が余程、お金が掛るし、外食や旅行、飲みに行くなどしていればすぐにゲームソフトのお金なんて消えてなくなる。

VITAも購入したがテレビ録画を持ち歩けるだけでソフト不作で中古で売ってしまった。とにかくいまのゲーム業界はソフトが出ない。メーカーも破産が増えている。儲からない不況なのである。

VITAも売れていないならあの画質の良さから、グランツーリスモのリメイクでも出せばいいものを何もない。メーカーは売る気があるのかと思えるほど、ソフトが全然出ない状態なのだ。

任天堂は自社でマリオなどキラーソフトがあるがSONYはない。せいぜいグランツーリスモくらいだろうし、ファイナルファンタジーなどはプレステで出るだろう。だがファイナルファンタジーは高画質になり、内容がないゲームとなった。

リストラしすぎたスクウェアエニックス

ドラゴンクエストもファイナルファンタジーも迷走している。なぜなら有能なクリエイターをすべてリストラしてしまったからだ。だからファイナルファンタジーの新作が出ても高画質だけで内容は全然ない。全くおもしろくもない。そして、無駄に高画質で進むべき道がわかりにくい。これで人間は疲れてしまう。

ゲームというのはいくら高画質になっても世界中を自由に歩き回ることは出来ない。そこまで開発したら莫大な金額が掛るため回収できないからだ。だから進めない方向は歩ける場所が限定されている。

昔のスーパーファミコンくらいならば、歩ける場所と歩けない場所の区別は容易についたが3Dのフルハイビジョンになってからは、歩けそうなのに進むと透明の壁が存在し、それ以上は進めないという状況となる。これが人間に相当なストレスを与える。だから新作ゲームはほとんど出来ない状態になる。

しかも、そこまで苦労してゲームをしてもハリウッド映画よりも内容はまったくない。疲れるだけの作業ゲームなのである。

社会人で仕事に疲れてゲームを気分転換にやるというのは時代遅れで、今の時代ゲームでも相当な作業をさせられ疲れるのである。

オンラインゲームのドラクエで迷走

ドラゴンクエストの新作も購入していない。これはネットゲームになってしまったからだ。ネットゲームとはストーリーもなく、ネット回線で知らない人と数万人同時接続し、その世界で遊ぶゲームである。何がおもしろいか?

非常にドロップ率が低いレアなアイテムを装備すると目立つ。目立つとその世界の地位を持てる。ギルドという組織を持ち、統制できる。ゲームの中で資産家になり、地位を持つことも出来る。それが機械ではなく生身の人間が操作しているので優越感は強い。

これでネットゲームに夢中になる人が多い。だが最近のゲームは50時間でクリアーできる。スーパーファミコンの時代は24時間だ。だがネットゲームは2000時間、4000時間とやるのが普通だ。5年、10年も毎日6時間ゲームをしてもやっと普通を維持できる程度である。

こんな長時間ゲームを社会人で家族を持った人が出来るわけがない。

なぜここまで長時間化するかと言えば、レアアイテムのドロップ率は恐ろしく低い。宝くじのようなものだ。数打てば当たるというように敵をどんどん長時間倒せる人が低いドロップ率でも凄いアイテムを手にできるのである。だから、ゲームの中で凄い人は現実世界の酷い人であることが多い。

レベルを上げることもファミコンのドラゴンクエストの比ではない。高レベルになると完ストしてしまうため、99レベル以上がないとやりがいがなくみんな飽きてしまうため、一日12時間、一週間で一度もやられることなく戦い続けてやっと1レベル上がる状態である。

このようにしてメーカーもゲームの寿命を延ばしている。レアアイテムも仕様変更で効果を突然下げたり、もっと凄いレアアイテムを出す。レアアイテムと言ってもこれだけレベル上げに苦労するゲームなので少しでも0.001%でも戦闘効率が上昇するアイテムは欲しいのである。効率、効率である程度、世界のレベルが上昇してきたらメーカーは定期的なアップデートでさらにハードルをあげる。

つまり、会社に行って普通の生活をしている人はネットゲームなんて無理なのである。だからドラゴンクエストの新作は遊ぶことも出来ない。そしてこれらのゲームはソフトを1度買えば終わりなのではなく月額課金なのである。毎月1500円徴収される。

難易度が上がりすぎる続編ソフト

マリオやバイオハザードも過去に売れたゲームは続編が出る。ゲーム不況なのでメーカーも少しでも売れる確率が高い続編ばかりを販売する。バイオハザード6は酷いものであった。ゲームを息抜き程度にしかやらないライトユーザーを切り捨てているのがいまのゲーム業界だ。

人生ずっとゲームを中毒にやっている人を対象に難易度を作成している。ゲーム中毒の人は簡単すぎて物足りないと思う。その為、かなりゲームが複雑化し、難易度が上がっている。カタカナのアイテム名、地名、人物名であまりゲームをしない人は、もう訳が分からなくなる。そして操作性の複雑さ。圧倒的な敵の数。そして、どのタイミングで歩くか、ジャンプするかジャンプ力などすべてメーカーに計算されており、人間がジャンプ操作して落ちるタイミングで微妙にわざとやられるところを計算して組み込んでいる。

非常に意地が悪いシステムのオンパレードなのである。ヘビーユーザーならばこれで満足だろうがライトユーザーは、もうその続編を買わなくなる。そして益々シリーズの難易度は上昇し、一部のコアゲーマーは何度もソフトを購入するがライトユーザーはゲームを買わなくなるという状況になるのである。

ゲーム専用機の終焉化

いまのゲーム業界がまさにこのような状況である。だから赤字で苦しむ任天堂やスクウェアエニックスの株を買おうとは思わない。構造的に問題がある。

そしてライトユーザーはわざわざゲームが欲しくてせいぜい1本か2本しか買わないのに数万円も専用を買うのは馬鹿らしい。スマートフォンやタブレットならば専用機ではなく、いろいろなことが出来るがゲームも出来る。

そのゲームも85円くらいで1本買えるのである。だからライトユーザーはスマートフォンのゲームにどんどん流れて言っている。テトリスをやりたかったら専用のゲーム機を買わなくてもipadやiphoneを持っていれば250円でソフトを買えば出来てしまうのである。

わざわざ専用機でゲームのために本体を3万円出して購入し、テトリスのゲームソフトを4000円出して購入する時代ではないのである。

こうなるとゲームメーカーも開発費を回収できない。どうしても儲からない構造ができあがっているのである。

そして自分もPS4の次世代ゲーム機が年末に発売されるが購入をためらう。そして買ったばかりのWii Uはマリオが終わり本体ごと中古ショップに売りに出す。

新作ゲームはますます不作となり、高額で本体を買っても何にもならないものとなる。

高学歴なゲーム業界

ゲーム業界はいま、本当に絶望的な状況だ。そもそも昔はおもしろいゲームを学歴関係なくクリエイターが作成していた。別に専門学生でもおもしろいゲームは作れた。だがいまの任天堂は京都大学、東大など高学歴しか採用されず、高学歴がゲームを作っているのである。

そんな状態でおもしろい発想のクリエイターが生まれるわけがないのである。

いま1000円程度の同人ゲーム(個人の趣味の寄り合いで作るゲーム)の方が完成度が高いことに驚く。ちょっと前まで5千円くらいで売っているようなソフトもグラフィックマニア、音楽マニア、ストーリーマニアが集まり同人ゲームを1本作る。それを千円ぐらいで売るがこちらの方が余程おもしろい。別に作っている人は高学歴というわけではないが、その分野のマニアなのである。だから、完成度が高い割に開発費は安く、宣伝費も安いため販売価格も安い。

同人ゲームを侮ってはいけない時代となったのである。

そして売れてくると高学歴で開発が出来ないメーカーはソフトを買収するのである。そして買収し宣伝費を上乗せし、高額商品として家庭用ゲーム機に販売をする。こういったことをしている。海外の安いゲームを日本語化し、家庭用ゲーム機に高く売りつけている。

知らないユーザーはそれを割高に買う。こんな状態なのである。

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