2013
04.29

国家は破綻するの有名書籍が計算ミスで大問題化

コラム

有名な国家は破綻するという論文を翻訳した書籍が今話題となっている。なぜならこの本を書いた人は、アメリカでも財政破綻を研究している偉い先生なのである。その計算方法に間違いがあったと指摘があり、今問題となっているのである。

 

国家は破綻する――金融危機の800年 国家は破綻する――金融危機の800年
カーメン・M ラインハート,ケネス・S ロゴフ,Carmen M.Reinhart,Kenneth S.Rogoff,村井章子日経BP社
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財政赤字が増加すれば国家は必ず滅びる

要はこういうことを言いたいわけだが、国家は個人の借金とは大きく違う。借金しまくりでも個人のようには破綻はしない。

日本が破綻するというのも「は?ご冗談を」といいたいところである。伝説のディラー藤巻という人は何度も財政破綻をすると本を出し、数年前には年末には日本破綻とまで本を書いて出した。全然破綻しないのに何度も本を出すのである。

こういった何で飯を食っているのかわからない評論家は証券市場には本当に多い。それだけ当たらないなら、恥ずかしくなり、自分の成績に反省し、おとなしくなればいいものをそういうことは絶対にしない。オオカミが来るぞと、全然来ないのに来るまで5年でも10年でも叫んでる。

しかし、本屋の売り場のいい場所に配置されるわけだから、知らない素人は度々、購入するのである。こんなものをまじめに読んで1500円払うなら、「ヤバイ経営学」の本を1680円で買って読む方がいい。

 

国家は破綻するという本は800年も財政危機を研究したというのだから、ご苦労な内容である。それが計算ミスで価値がなくなったというのだから、びっくりである。財政破綻するから日本のような国は支出を減らし、借金を返済し、細々と不景気を続け、財務改善に数十年努力した方がいいという内容である。

この考えが世界恐慌でとんでもなく不況を悪化させたし、本国の米国では、サブプライム危機でこんなことはしていない。

ベン・バーナンキは、財政緊縮策よりもどんどんお金を刷りまくったのである。マエストロといわれた前FOMC議長のグリーンスパンを超えていると思う。とにかく日本の日銀が国債を買いまくるとかインフレターゲット2%と騒いでいるが先に数年前からやっているのは米国のバーナンキである。

日本の日銀も相当にお金をばらまくだろうがやっていることはバーナンキの後追いである。結果、米国は100年に一度の不況から回復し、5年後にはダウは過去最高高突破である。

国家は破綻するという本の警告通りにやっていたら、国家は逆に破綻してしまうのである。ここが個人と大きく違うところなのである。

国家の借金を個人の借金のように考えて財政破綻するとか騒いでいたら駄目だ。

 

日本国債を空売りして退場する外資系

何度も過去に日本国債を売り崩そうと空売りを仕掛けてきたヘッジファンドはいくつもあるが常に日本の国債暴落は空振りし、ヘッジファンドは破綻している。日本国債を空売りするのは非常に危険であるというのは有名な話だ。

計算ミスを指摘された国家は破綻するという結構、高い値段で文字が多い本であるがまだまだアマゾンでも中古価格が高い。偉い先生が書いたので推奨している雑誌も多く、MBAの人には絶賛の本である。偏差値の高い大学の経済学部の勉強に推奨されていたりもするだろう。

しかし、計算ミスとなっては読んでも仕方がない本である。こんな本が読みたかったら、「鉄・病原・菌」という本でも読んだ方がまだまだためになると思う。

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