2013
06.09
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人生85年間で4回だけ売買した方が生涯の投資リターンは良好である人の方が多い

コラム

先週は、日本株の暴落が進み、どこか突然、誰もが想定外の時に大きく株価は戻し、過去○○番目の上昇という日が来るような気がする。そう書いていたがどうやら月曜日は、大幅に日本株は買い戻されるような予感である。

米株式相場は続伸。5月の米雇用統計で雇用者数の伸びが市場予想を上回ったことを好感した。S&P500種株価指数は2日間の上昇率としては1月以来の最大となった。

ただし、この上昇は空売りの買い戻しでしかない。

長期的に上昇トレンドとなるかは、不明瞭だ。1月から5月まで一本調子で上昇したような相場は、もう本年度は期待できない。毎年有効に機能していた10月末に購入し、翌年の3月末で売るという投資スタイルにまたまた戻るのかもしれない。

日経新聞のインサイダー情報

他社が知らないような情報を日経新聞は何度も一面に掲載した。特にドコモについては、何度も嘘を掲載し、その情報は一面に載せ株価を左右してきた。iPhoneがドコモで出ると検討開始を何度、報じたことだろう。

そして、先週の金曜日は、ドコモは通話料を1000円からの定額にすると一面で報じ、株価を混乱させた後、ドコモ側ではそのような事実は一切ありませんとコメントをだした。

 

ここ数年の日経新聞は、このような事を何度も繰り返している。そこから自分は、最新の情報を忙しく取得することは非常に無駄であると感じた。一人の作業量としては1日あたりで多すぎる量となる。わざわざ疲れるような事はするべきではない。

多くの人は、サラリーマンや他の本業の仕事を持っている。株売買が本業ではない。そこまで情報のフィルターに時間と労力を使うことは無駄である。日経新聞を真剣に読み分析することと、競馬エイトを真剣に読み、次のレースを予想することと、パチンコ必勝法の雑誌を読み新台を分析することは紙一重である。

情報の取捨選択と作業量

人間の一日の作業量には、限界がある。無駄に疲れるような事をすれば疲労は蓄積し、数ヶ月後などに風邪など病気となってしまう。

平均的に1時間、コンスタンスに仕事をする人と、毎日、毎日労働を時間単位に詰め込み、スマートフォンやモバイルノートパソコンで作業する。こういう生活の差はあまり大きくない。うさぎと亀のような動きとなる。

結局は、人生は長い。山あり、谷ありである。亀のように時代に流されず、土台のしっかりしたところを疲れず、休まず、進むことが最大の効率となる。

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人生の真の生産性を考えなければいけない。時代の流行に流されてはいけない。流行の波からは何も得られない。単なる時間の浪費である。

 

知人の知人というくらい私との面識は一切ない人の話であるが、東大を出て、サラリーマンになり多国籍に仕事をしている人がいた。もちろん、両親は自慢の息子であったが生涯独身であり、酒による肝臓破裂により50歳を超えた年齢で孤独死をしてしまった。

勉強に費やした25年間。そして、仕事をし、学歴と社会的地位、賃金を得た25年間。この人生と毎年、じゃがいもやネギを育て、田植えを毎年、計画し家庭を持ち、60歳を超えてた時から年金で息子家族と暮らし、90歳、100歳まで生きる人生。

急いで50歳を生き抜く人生と、なんとなく特に大きな計画もなく、なんとなく生きていたら90歳になってしまった人の人生。どちらが総合的に合理的であったといえるだろうか。

 

この比較をすると、スタバにMacBookを持ち込み、ノートパソコンでノマドワーカーをすることとも天気の良い日に縁側で猫と遊んでいる時間の差はあまりにも価値がない。どちらも長い人生の中では、わずかな違いだ。

 

投資で成功することは、こういった話と非常に似ている。短期的にあくせく情報を取得し、短期売買をすることではなく、投資情報は出来るだけ得ない。だが長い人生の中ではアベノミクスで熱狂するときもあり、黒田砲で株価が短期的に爆発するときもあれば、ゴールデンウィークから暴落になり、大損をする。短期間の甘い生活で株、株と思っていた時期が嘘のように、いまでは株なんてやらない方がよいと思うときもある。時間よ戻れ。

 

あのときの自分に株なんて買わずに海外旅行にでも行っていろと言いたい。

 

そういう損をすることもある。野球で言えばバットを振らずに12試合ずっとアウトを繰り返してくるような感じである。この試合では負けるかもしれないが別に人生の試合は2013年のこの相場だけではない。

 

相場で勝つことは、常に勝つことではなく、負けないことである。1度の大きな負けは一生の負けとなる。1度大儲けの時期を見逃しても人生は長い。悔やむことはない。

儲けることを逃すことは問題ではないが、1度でも大きく損をすれば人生は終了である。

 

とにかく最も長生きする人が亀のように投資をし、最大のリターンを得られるのである。毎日、株価をチェックし、毎日取引を仕掛けることはいいこととはいえない。

100年間で5回だけ売買すると生きている人の方があくせくしている人の人生よりももっといいことになる確率は高い。

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