2014
07.21
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ベネッセの個人情報漏洩から、資本主義の身分制度の下層の人々が見えてくる

コラム

ベネッセで顧客情報が大量に流出した問題で、わずか1周間で容疑者は逮捕されました。

関連会社の下請けで派遣社員であったようです。数名をまとめるリーダー的SEであったと言われています。

 

でも、派遣なんですよね。

いつも情報漏洩するような問題は大抵、派遣が多いです。正社員で長期雇用されている人はあまり情報漏洩を起こさないような気がします。

違いは何か?

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派遣社員は、個人情報を数回にわたって大量に抜き取り、名簿業者へ売っていたようです。

金額としては200万円以下です。かなり安く買い取られている傾向があります。

 

借金は170万円あったようです。

SEの派遣ということなので事務職の派遣よりも賃金はあったと思われますが結局のところ、人件費節約のコマとして利用されるわけであり、年収は多くて350万円くらいではないかと思います。

 

低賃金から、浪費など借金が重なり、個人情報を売った経緯があります。

ノマドワーカーと言われる人々は、こういった派遣よりも更にピラミッドの下の階層にいる人々です。WEB業界ならば1ページ機械的にくりかえし作成するようなページを作って2000円など、単純労働の内職のような仕事をしている人たちです。

 

派遣にノマドワーカー。

そういう人々が存在しつつ、新卒はかつてない就職絶好調の時期にあります。これは日本社会が新卒採用主義であることを意味しています。

このレールから落ちたり、時代のタイミングで氷河期に該当する人々は、正社員や大手にも就職できず、アルバイトや派遣などを転々とすることとなります。

そのため、仕事としてのスキルは成長しません。

 

リーダーシップなんて言うのも皆無なわけです。

計画性やマネジメントなど、管理職になるためのステップアップもないわけであり、40歳にもなると差が大きく開いてしまいます。収入面でも差が大きいです。

好景気と言われる現在でも派遣労働者は派遣のままというのはスタートから現在まで年齢を重ねても経験や実績を積まず、繰り返し作業をやっているため一生安く使われる状態になっているのです。

 

これは外国の安い労働者を使う行為を国内で実施しているようなものです。

資本主義の身分制度のようなものです。これがいまは1世代だけが継続すると言われていますが親の年収が子供の成長に大きく影響していることは明らかですので、資本主義の身分制度が数世代にわたって固定化される懸念があるわけです。

 

結婚ができないというのも高収入だったり、平均的にも500万円の収入が1人であれば結婚しても普通の生活をしていたりします。

特に大きな住宅ローンがなければ奥さんパートで十分回るわけです。

 

少子化が問題になっていますが、結局のところ、団塊世代は高賃金で椅子を抱え、若者奴隷主義で採用を絞ったり、不安定な雇用や低賃金の社会的身分制度の下層に位置するよう追い込んだのがもっともな原因だと言えます。

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