2014
03.16
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アリとキリギリスが明確化する日本のサラリーマン

コラム

管理職経験はありますか?

35歳から40歳の転職の場合、問われる問題である。

 

資格を取ろう。

そう思うのが入社して、5年以内の20代後半の転職の場合である。

 

資格は武器にはならない。学歴は、高学歴ほど一生の武器になる。資格と言っても単に取得する資格ではなく、それを保有しなければ業務を出来ないような独占資格ならば、有利である。医者なども資格である。こういうのは一般的な資格専門学校や通信教育での取得はイメージしないだろう。

結局のところ、難易度が低い資格は、それだけ簡単に取得できるため、価値はない。

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サラリーマンとは、微妙な戦いであると思う。

新卒採用主義で、35歳からは管理職候補が明らかになり、その会社では一生平社員のままなのかが明確に分かれてくる。景気がいいとこにはそういう人は出世なんて目指さず、趣味に走ったり、別のことを夢中になったのものである。安易に転職はしないというのが一般的であったからだ。

企業側もリストラを実施せず、役に立たない社員もそのまま雇用をし続けていたものである。

 

しかし、最近の企業は企業体力があろうが黒字だろうがリストラを実施する。これは企業側にはメリットが大きい。管理職候補意外は選考外とし、リストラすることで新卒を再び取れば、経営的には効率化出来る。

 

40歳になると、会社にしがみつこうとする精神も高くなる。また、スキル不足も自分で自覚し、転職が難しいことも分かっている。そして何よりも行動をしたくないと思うわけである。

今の日本は、サラリーマンをとんでもなく崇高なものにしている。雇用に付くのがそんなに難しいのか?その通り、難しいのです。

 

かといって、サラリーマンとは優れているのかと言えば、もっと優れている人は起業したり、そうじゃなくても自分でお金を稼ぐ方法を作り出すわけである。普通に発行を卒業し、普通に新卒採用され、普通に遅刻しないで出社してもサラリーマンにはなれるのである。

 

今の日本人は、雇用について、あまりにも恐怖心を抱いているが別に会社を首になろうが、世の中、何らかの仕事をしている人はいくらでもいるわけであり、350万円、400万円の賃金でも十分と思うなら、それは無数の会社が存在しているわけである。

別に誰もが管理職にならなければいけないわけでもなく、誰もが大手企業に入るわけでもない。だからといって生活を出来ないわけではないのである。

 

しかし、社会人になって一番感じるのはやはり資産の土台がしっかりしているかである。

親世代、何代も土地に永住し、基板を築いている家のほうがはっきり言って基礎体力が違う。地方から出てきて、実家も持ち家ではなく、アパートで貯金もしていないで40代、50代になってくるとやはり厳しい。かといって、日本の家は高すぎる。1代で土地から家まで購入するとなると、あまりにも割高過ぎる。これが生涯圧迫される原因にもなる。

 

雇用と住宅ローンまたは家賃、この駆け引きが非常に常識を超えているのがいまの日本である。そして、平均的なサラリーマンはもっとも税金がかかる。今後、消費税増税もビシビシと厳しさを増していくだろうし、軽自動車増税も痛いだろう。

 

賃貸か持ち家かという議論は様々あるがゆくゆくは実家の家を相続するのではないならば、中古でもマンションでも持ち家を持ち、借家なんて住まない方が後々、絶対にいいといえる。これは住宅ローンが過剰で無いならばという話である。

 

また、これが非常にハードルが高い。35歳で中古でもいいので条件の良い立地で中古マンション、中古住宅を買って完済するとしてもだ。

社会人になってから、いきなり無駄にだらだらとお金を使わずに計画的に資金を貯めて頭金にする必要もあるし、住宅ローン後も凄まじく繰り上げ返済をする必要もある。そして、結婚相手もある程度、貯金があるか何の職業なのかでも全然、違ってくる。さらには自分は地方から出てきたとしても結婚相手は現在就職後に住んでいる地域に非常に近いとなると、出産後の両親のサポートも金銭面だけではなく、得られることもメリットである。

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結局のところ、一人で生きていくならば最初から計画的に資産を貯めて、持ち家を持つなど、自分そのもの以外の資産を築く必要がある。これがあると基礎体力があり、全然違ってくる。そして、結婚していれば好き、嫌いではなく、良好な関係ならば両親からの金銭面だけではなく、人間的なサポートも得られたりすることもある。

そういうことが何もない一匹狼で生きていこうとすると、やはりこの不況だの雇用確保など言われている現代では不利であると言える状況である。

 

40歳でなにもないという人は、いままでその分、アリとキリギリスのように何となく資金を使って計画的ではなかったと言えないだろうか。年齢を重ねていくと、何もないがゼロからスタートというのは現実的に無理だ。

ならば、逆に何ならばあるのだろうか。実は貯金をしていた。実は実家が近い。実は親戚の会社があって賃金が低くていいなら採用されるなんていう人も世の中にはいくらでもいるのである。

 

サラリーマンとは、別に超難易度の資格勉強というわけでもない。縁があれば面接を諦めずに繰り返していけば、どこか採用はされる。

結婚したり、子供を増やしたり、教育したり、家を持ったり、貯金を持ったりというのはやはり、何もないよりも強いのである。何となく生きてしまうという選択は今の時代、最悪の選択肢である。別に資格をとったり、英会話を勉強することが重要でもない。


自分に価値が低いと思うならば、それにプラスする何かで自分を固める必要がある。

それは急にできるわけでもなく、10年、15年の歳月が必要だったりもするのである。


日本人は、個人の実力ばかりを重要視するが、人生の成功について、アメリカ人の場合、運がかなりの割合を占める。そして、コネも重要とはっきりと言っている。コネがない人はコネを作る努力もしているし、運が人生を非常に左右するとも言っている。

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