2014
04.07
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アベノミクス景気で35歳を超えても転職は余裕という記事があるが、転職はグレードダウン必須である

コラム

いま景気回復により、就職氷河期時代の新卒採用を抑制した部分で中堅の即戦力が人手不足になっているという記事があった。

既に35歳定年説や35歳を過ぎると転職は厳しいという話は過去のものであり、今はぜんぜん違うという話である。

 「35歳転職限界説」が崩れたのはなぜか。2007年10月の雇用対策法改正により、求人広告に「年齢制限」の記載ができなくなったことも影響しているだろう。

 

この記事では、35歳を過ぎても転職は余裕であると言っているが実際、危険だ。

まず、経理部などは部長クライスの募集は頻繁にある。しかし、経理部長が頻繁に退職している会社は、別の人が採用されて1年も経たずに辞めてしまう。

辞めるだけの状況がそこにあるのである。こういう募集は未上場企業に多い。

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転職転落

転職もステップアップ転職は今の時代ほとんどない。

大手企業に就職し、そこから35歳を通過し、転職をする。35歳といえば出世する人としない人が明確になってくる時期である。出世競争で負けていった人が比較的、転職をする傾向がある。ステップアップ転職とはなかなかならない。

 

この大手から落ちってきた人は、高学歴でそこそこ経験もある。

この人達が中小企業の就職へ流れてくる。もともと中小企業だったような人は、これらの人々と転職競争をしなければいけないのである。

 

もともといた会社よりも条件をどんどん落としていく転職ならば可能である。

もっと条件が良い会社への転職や横ばいの会社は本当に難しい。いまは景気回復で35歳定年説は終了し、転職し放題。今の会社に少しでも不満がある人はすぐにでも転職してしまおうという雰囲気は危険である。

 

日本はいまも新卒採用主義である。有名大学を卒業し、コネもないならば新卒で大手企業に入らなければ、その後はなかなか難しい状況である。

内閣府が発表する平均賃金や若者の雇用状況をもっと確認した方がいい。そんな耳障りのいい話はありえないと思える数字が並んでいるのである。

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