かんぽ生命の終身保険と全労済のねんきん共済で計算してみた

コラム

今週は休日が1日しかなく、最近は日々、仕事が忙しく疲れているのでゆっくりしていようかと思ったが、税金の本を見て、ふと色々と調べていた。

サラリーマンの所得があるが広告収入もあり、これが確定申告をしなくてはいけないくらい収入が増えてきた。そこで税務署に行くと、自分は白色申告をするのでその用紙をもらい説明を受けると、白色申告とは自己申告で収入と経費を書くのである。レシートや領収書なんてつけないのである。

結構、ザルな経費申請である。

この経費という考えがサラリーマンには全然なく、自営業者にはあるおもしろい仕組みである。経費で落とせば所得税は減るのである。20万円以下は所得税は掛らない。(ただし、住民税は掛る)

何とか簡単な方法でサラリーマンがもっと効率的に控除を増やせないかと思ったら、生命保険の見直しが良いことが分かった。

年末調整の生命保険

年末調整の生命保険控除は、2010年から変更されているのである。単に生命保険ではなく、現在は、生命保険控除、介護医療保険控除、個人年金保険料控除の3本で、それぞれ最大4万円まで控除され、合計12万円控除される。

これを年収500万円のサラリーマンで計算すると、2万円くらいが住民税と所得税で還付される計算になる。

昨年度までは、生命保険料控除を4万円申告しただけである。税金の本で個人年金保険料控除はお得であると書かれていたので色々と調べていた。バブル期にこれを申し込んでいた人は相当な利回りとなっているようだ。最近の利回りは1%を若干、超えるくらいだが20年継続すると、1.2倍くらいに増える計算となる。

 

これを何とか年間で5万円くらいの商品がないものかと探した。なかなかそこまで定額のものは少ない。そして、確定拠出方年金401Kといわれるものは、これとは別物である。401Kも色々と調べたが、利回りを相当に投資で稼がないと年間の口座維持費で吸い取られ、投資信託の信託報酬で吸い取られる。そして、確定拠出型年金で選択できる投資信託は、配当金すらないインデックスファンドが多い。そうなると、口座維持で年間3%くらい減額されるわけだ。それ以上の利回りを20年間銘柄選択を固定されて、解約も出来ずに運用しろというのは無理がある。だから、401Kは除外した。

 

個人年金保険料で、いいものは全労済のねんきん共済だろう。

これを10年以上、年間5万円くらいで選択すると、控除のメリットが最も大きい。自分の場合、サラリーマンの定年が60歳なのでそこまでで計算し、その後、60歳から15年間毎年一定金額が支払われるものを選択した。

1口で年払いすると57,540円だ。

総額で1,553,580円支払うこととなる。毎年12万円が受け取れるので、15年だと180万円となる。若干増えているが、増えた分には所得税とか住民税は当然掛る。途中で重度障害や死亡などした場合は、保険金は支払わなくても良くなるし、その後、家族が2倍240万円を10年間分割で受け取れる。

これは、重度障害というのが重要だ。自分が死亡しなくても仕事が出来ない障害者2級以上なら重度障害となり、保険適用となる。人工透析とか、色々な重度な病気がある。

結局保険というのは、入院日額というものが多いが、そんなに病院も空いていないので何日も入院させない。重度障害児の保険が重要となる。これは、そこをカバーできるのである。そして、保険料は支払っても戻ってくる金額は多く、年末調整の控除も出来る。

こういったものは掛ければ掛けるほど、大きくなるが最小でやることが重要だ。途中解約をすると損だからである。

養老保険

そしてもう一つの生命保険控除については、学資保険なども考慮したが、最近の利回りは悲惨なものだ。学資保険なんて全然利回りが良くない。そこでかんぽ生命は養老保険や学資保険ではまだましな方で、特に養老保険は、他社は撤退しているがかんぽ生命は頑張ってまだまだ売りに力を入れている。

養老保険もおもしろいことに、一括で支払いが出来る。一括で満期100万円のものを77万円で支払うことが出来る。単純にいま先払いすれば満期に2割増えて戻ってくる。そう考えると凄くお得に思えるが20年間資金がロックされて2割である。国債の利回りが1.5%などになれば、そっちの方が遙かに良い。

ただし、一括で保険料を払うと1年間だけしか控除対象にならない。分割されるわけではないので注意が必要だ。ただし、毎年分割すると99万7千円支払ってやっと満期に100万円帰ってくる。途中解約したら8割しか帰ってこないというとんでもない商品である。

でも、途中で重度障害や死亡した場合は、満期と同じく支払われる。学資保険も養老保険もどちらも似たような商品であり、かんぽ生命では一括でなければメリットがまるでない。

 

そうなると死亡保障だけの終身保険をかんぽ生命で申し込んだ方がいい。これなら60歳までに毎年支払っても81万円だが、還付は100万円だ。

一括払いなら65万円なのだから、あんまり税金の控除、控除とやっていてもあまり良くないような気もする。個人年金保険と比較したら、全然、おいしくない。

余裕資金があれば、65万円一括で支払ってかんぽ生命の終身医療保険に一気に入るのも手だろう。掛け捨てなんかよりもよっぽど良い。

かんぽ生命は、この他にもこれに特約をつけて入院日額1500円とかもある。こんなの付けて数日もらうよりも安くして貯金していた方がいい。自分の場合、夫婦それぞれ100万円還付を一括で65万円×2個がいいのかなぁとも思うが、年末控除は1回しか出来ない。生命保険の控除を狙うのは今の時代かなり難しい。

 

介護医療保険の控除

この医療保険の控除は、本当にやっかいだ。絶対に損する。かんぽ生命の特約も一応、医療保険控除の対象だし、県民共済や国民共済なども医療保険は充実している。最近は、医療保険商品が多い。これは介護医療保険控除の対象となる。

医療保険というのもどうかなぁと思う。入院は胃がんの手術でも4日程度で退院させる時代である。結局は仕事が出来ないとか、独りものだろうが家族だろうが、収入が途絶えることが一番デメリットである。

介護医療保険の控除は、収入保障の保険にはいっても年末調整できる。この収入保障の保険というのは、毎月5千円くらいの保険ならば、仕事が出来ないなどとなれば、60歳まで毎月15万円支給されるやつである。それだけあれば医者に行こうが飯を食べようが好きにしてくれというもので、60歳までなんらか仕事が出来なくなったら、というのにはメリットがあるが60歳以下で、収入保障が必要になる人は世の中少ない。

でも、介護医療保険控除で狙えるのはここくらいしかない。

どの商品を選んでも投資したよりも還付は絶対に少ないのである。

 

まとめ

まず、全労済のねんきん共済1口年間57000円は外せない。これで控除されたら、年間6000円が還付されつつ、保険と老後、退職金の代わりとなる。収入が年金まで途絶える60歳から75歳まで受け取れ、投資した以上のリターンもあるおいしい商品である。

生命保険は終身で毎月払って掛け捨てのようにしてたら馬鹿みたいだ。月額5千円の保険に入るなら、かんぽ生命で一生分を一括65万円で支払った方がいい。重度障害なら100万円で返ってくる。

家族でも独り身でも60歳まで鉄壁にするなら、収入保障である。これは失業でももらえるタイプもあるが、病気以外の場合は、毎月の掛け金も高い。

ここら辺の組み合わせで、保険の控除をやるのが良さそうである。

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