2013
10.04
9

今夜の雇用統計は政府機関である労働統計局の大部分が機能停止により発表延期

ウォーレン・バフェット, 投資分析, 為替, 長期投資

毎月、第一週の金曜日にはアメリカの雇用統計が定期的に発表されます。
この雇用統計が定期的に発表される材料では最も為替に影響を与えます。最近の傾向では発表後と発表前で1円程度の差を生みます。

これは、いまFOMCの量的緩和QE3をいつ縮小するかの大きな判断材料になるためです。9月の相場はバーナンキFRB議長が講演を行い、9月にQE3は終了されると市場は予測していましたが、2014年1月の任期終了するまでQE3を終了しないということを発表し、ダウ平均は大幅に上昇。

日経平均も13000円台でうろうろとしていましたが15000円突破目前まで急激に上昇しました。
そして、9月下旬に当初から問題が発生すると分かっていた財政の崖問題がクローズアップされるようになったのです。

政府機関の閉鎖

この財政の崖問題は最大の焦点となるのが10月17日です。ここが市場の鬼門になるでしょう。
いまはまだ前段階で一部の政府機関が閉鎖になり、公務員は自宅待機。NASAなどもいま一部、機能していません。

この為、雇用統計を発表する機関、材料を集計する部門が機能していない為、米労働省は、4日に発表予定であった雇用統計の発表を延期することを明らかにしました。

つまり、今夜の雇用統計の発表はありません。

9

米議会が来年の暫定予算を成立できないことが原因です。10月1日から米政府の一部閉鎖となっています。
雇用統計の担当部署である労働統計局は大部分の機能が停止状態になっています。

 

この状況について著名投資家のウォーレン・バフェットは、
米経済専門局CNBCのインタビューで、「愚行の極みという状況まで近づくが、それを越えることはないだろう」とコメントしました。

さらに、オバマ政権は、今月17日までに債務上限が引き上げられなければ、米国はデフォルト(債務不履行)に陥る恐れがあると言われているが、

債務上限の引き上げをめぐる期限を1秒過ぎても深刻な影響はないとした上で、「1年過ぎたら、それは信じられない事態だ」とも言っています。

私もこの意見に同意します。

現在の米政府の動きは茶番劇に過ぎませんが、それが明日終わるのか、1ヶ月続くのかで株式市場と為替市場は短期的に大きく崩れます。
どのタイミングで安いと株を仕込むのかで損失はあっという間に拡大します。

1000万円投資し、個別銘柄に集中投資した場合、200万円、300万円の損失を数日で出すことも十分あり得ます。

 

ですが、この材料での株価下落はある一定の期間で落ち着くでしょう。
長期的に株を保有したいと思っている人にはよい買いタイミングになると思います。

私もこの状況を見ているとワクワクして投資したい気分になりますが市場というのは10年という長期で物事を見なければいけません。
機関投資家は、レバレッジなどクオンツによる投資が主力です。つまり、価格変動によるボラティリティは昔よりも高くなっています。

 

急いで株を買い集めるには時期そうそうです。
いま株を持っている人が地獄絵図と投げ出すときが買い時です。それはまだです。

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。